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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 原田龍二(俳優)
原田 三重県伊賀市でお米づくりをされている芭蕉農産さんにお邪魔しています。北村社長は、この業界に長くいらっしゃるんですか?
 
北村 父の跡を継ぎ本格的に農業を始めて6年目です。この地区の農業従事者の平均年齢は70代ですので、2016年現在、52歳の私は最も若い世代ですね。
 
原田 やはり農業従事者の高齢化が進んでいるんだなぁ・・・。
 
北村 80代で現役の方も多いですからね。問題は、その方々が引退したら、誰も田畑を耕さず農地が荒れてしまうことです。
 
原田 後継者不足は国も課題としていますよね。誰かが引き受けないといけないけれど、担い手がいない。
 
北村 そこで私は、率先して引退された方々の農地を引き受けているんです。だから年々耕作面積が増えていますよ。増大する耕地面積に対応するため、全ての機械を大型化しました。
 
原田 素晴らしい取り組みだと思います。でも、その分仕事量が増えて大変になるのでは?
 
北村 そうですね。毎日いろんな農地を行ったり来たりするので、走行距離1万kmなんてすぐに超えます(笑)。除草剤等の散布をラジコンヘリやドローンで行うなど、新しい方法を積極的に導入し、効率化を図っているところです。
 
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原田 新たな手法が続々と登場しているのですね。でもそれを取り入れるには柔軟な発想が必要になりそうです。
 
北村 昔の手法が通用しないことも多々ありますからね。弊社ではネット注文で3合の無料試食米を配るという試みを行っていますよ。おいしいかどうか実際に食べてもらって、味に満足してからご購入いただくようにしているんです。
 
原田 ネットの活用などで全国展開を目指す。まさに21世紀の農業だ。しかし、試食米配布などは、お米の味に相当の自信がないとできないことですよ!
 
北村 この地域でつくっている「伊賀米」は本当においしいんですよ。伊賀の魅力は忍者の歴史だけでなく、お米にもあると知っていただきたいです。
 
原田 北村社長が自信を持ってお届けしているのがよくわかります。伊賀米の特長はどういったところにあるのでしょう?