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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 新潟県出身。早稲田大学卒業後、トステム(株)入社。営業を2年経験し、物流部門に異動。物流センターの所長や本社企画部門での改善活動など13年にわたりリーダーシップ・マネジメント経験を積んだ。その後人事部門への異動で、以前から興味を持っていた「人を育てる仕事」に従事し、生涯の仕事にする決意を固める。2000年に三菱地所(株)の人事会社(株)メック・ヒューマンリソースに転社し、2005年に独立。2013年に(株)人材ルネッサンスを設立した。シニア産業カウンセラーの資格も所有している。【ホームページ
 
 
 
顧客企業の人材育成に取り組む株式会社人材ルネッサンス。吉原俊一代表取締役は育成プログラムの中で、何よりも“人間力”を育むことを重要視している。単に知識や技術を詰め込むのではなく、人間力を高めてもらう育成を行うことに、どのようなメリットがあるのだろうか――。その重要性などについて、吉原社長とサッカー元日本代表の城彰二さんに語り合ってもらった。
 
 
 

長期スパンの研修でリーダーの能力を育成

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
城 吉原社長は、経営コンサルトとして人材育成支援を行っているそうですね。企業の人材育成支援や手帳・書籍の発行を行う日本能率協会マネジメントセンターのパートナー・コンサルタントもしていると聞きました。
 
吉原 はい。弊社では大手企業から中小企業まで、そして、新入社員から経営幹部まで、幅広く育成プログラムを提供しておりまして。特に2016年10月現在は、中小企業の育成支援に力を入れております。中小企業では新入社員に社会人としての礼儀やマナーを学んでもらうプログラムや、若手リーダーを育成するプログラムへのニーズが高まっていますね。現在弊社がメインとしているのは、課長クラスの管理職の方々の育成支援プログラムです。
 
城 幅広い人材を対象に育成支援をしているんですね。管理職の育成支援では、具体的にどのようなことをなさるのですか?
 
吉原 研修を通じた育成が主です。一般的な研修は1日から3日くらいの短期集中型で行われているケースがほとんどですが、弊社では「月に1回の研修を1年間」というように、長期的なスパンで行う研修も実施しています。
 
城 長い期間をかけることに、どんなメリットがあるのか気になります。
 
吉原 短期間ですと必要な知識をともかく詰め込むことに。ですから、時には消化不良になることもあります。いっぽう、長期的に行う場合は受講者の方々に翌月の研修日まで、いろいろなことを自分で試してもらえるんです。つまり、プログラムで学んだことを1ヶ月間、実践していただく。そして次の研修で、試みたことの中でうまくいった点と改善すべき点を抽出する。それを繰り返すことで、リーダーとしての能力を養っていくんです。