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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ポイントカードの応用で
地域活性化を促進!

 

ポイントカードシステムで地域活性化を支援

 
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ありがとうポイントカードシステムの図
川上 そうなんです。POSデータは売り上げ管理や商品管理には申し分ないのですが、売り上げが落ちている時に、お客様の動向がわからないのでお店の問題点や改善すべき本質を見つける材料にはなりませんでした。もっと販売戦略に役立つデータが取得できればいいのに、と思いつつも、その時は手法がわからなかったので、まずは店舗設計を手がける形で独立しました。でもその後間もなく、磁気カードを使うとお客様の動向が簡単に取得できることがわかり、これは使えると思ったんです。どうせならデータを取るだけでなく、売り上げにつながるポイントカードが良いと思い、メーカーに問い合わせました。でもデータをどう活用するか、というところまではノウハウが確立されていなかった。それなら弊社が最初にそのシステムを確立しようと思って、始めたんです。それからもう約20年にわたり、ノウハウを蓄積してきました。
 
鈴木 ポイントカードは僕も普段、お店で何気なく利用していますけれど、集客の手段の1つとしか考えたことがありませんでした。データを取得することで、お店をより良くしていくこともできるんですね。
 
川上 ええ。カードと個人が結びつくため、1人あたりの利用回数や来店日などの顧客管理が可能になります。始めは小さな個人店を対象に、ソフトウエアのオリジナリティで差別化を実現してきました。最近はインターネットやスマホアプリでのポイントサービスも増えてきているので、カードだけでなく、時代の変化に合わせた展開も模索していきたいと思っています。
 
鈴木 2016年現在は、ポイントカードを地域活性化に役立てる、新しい仕組みづくりにも力を入れているそうですね。一体どんなアイデアなのでしょうか?
 
川上 簡単に言うと、地域限定のポイントカードを発行し、地元住民が商店街などでお金を使うとポイントが付与されるだけでなく、地域に対しても寄付ができるという仕組みをつくりました。
 
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代表取締役の河合紀明さん
河合 消費するほど住民のカードにはポイントが貯まり、地域のカード事業部にもポイントが寄付金として貯まっていく。さらには、ボランティアやイベントなどに参加した場合にも、同様にポイントが付与され、寄付金が収められます。この「ありがとうポイントカードシステム」は、地域の施設や住民、地域全体にとってメリットのある新しいシステムなんです。
 
鈴木 へぇー、ポイントが地域活性につながるなんて、おもしろい発想だなぁ! 買い物や食事で貢献できて、さらにボランティアなら二重の貢献ができるなんて、利用するほうも嬉しいですね。
 
川上 貯まった寄付金は地域行事のために使ってもいいし、ボランティアの活動資金にしてもいい。でもそこで大事なのは、寄付金が実際にどんな地域活動に使われるのか、明確にすることです。
 
鈴木 確かに、できるだけ多くの人の共感を得ることが、成功のカギになりそうですよね。
 
 
 
 

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