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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 京都府出身。菓子メーカーに勤めた後、20歳で京都市内の老舗米穀店に入り、15年間勤務。そこで目にした、経営者の米に対する先進的かつ真摯な取り組みと情熱に強く感化され、米の道を極めることを決意する。1994年に洛東食糧品販売企業組合に参画し、代表理事に就任、現在に至る。組合が運営するお米店では、全国から選りすぐりの銘柄を取りそろえ、地元では配達サービスなども行っている。【ホームページ
 
 
 
修業時代の恩師から「お客さんにおいしいお米を届けなアカン!」という強い信念を受け継いだ洛東食糧品販売企業組合の濱﨑圭一代表理事。その言葉を実践すべく、組合が運営する米穀店では、試食と機器による科学的検証に合格した米だけを販売している。有名ブランドに負けない良質な米が全国にあることを知ってもらおうと、産地との直接取引に力を入れる同組合。米への情熱が迸る濱﨑理事に、取り組みについて語ってもらった。
 
 
 

20歳で老舗米穀店に入門

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 洛東食糧品販売企業組合さんでは、お米の卸売や小売をなさっているそうですね。ざっと見渡しても、実に様々なブランドのお米が並んでいます。現在、何種類ぐらい扱っているのですか?
 
濱﨑 特Aと呼ばれる品質の高いものが10種類、業務用のお米も10種類ぐらいですね。地元の京都だけでなく、全国から選りすぐったおいしいお米を提供しています。
 
タージン 全国から! こだわっておられるのがわかりますね。濱﨑理事は、お米の世界に携わってどれぐらいになるのでしょうか。
 
濱﨑 20歳の時に初めて米穀店に勤めて以来なので、かれこれ40年ほどになりますね。幼い頃、両親が京都府の丹後宮津でベーカリーをやっていた影響で、自然と食に関わる仕事を目指すようになったんです。高校を出て最初に就職したのは製菓店で、チョコレートやクッキーをつくっていましたね。
 
タージン 同じ食でも、当初は今とはだいぶ違う道に進まれていたんですね。
 
濱﨑 ええ。それからしばらくして、会社から「フランスでお菓子の勉強をしてきなさい」とありがたいお話をいただきましてね。でも私は今の家内と早く家庭を持ちたい気持ちのほうが強かったので、家内の実家の近所にあった米穀店に転職したわけなんです。