B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 相原勇 (タレント)
相原 唐澤所長は、2010年に唐澤建築設計一級建築士事務所を開業されたそうですね。それまでのご経歴を教えていただけますか。
 
唐澤 社会人になってからは、ずっと不動産会社に勤務していました。マンションなどの物件にお客様をご案内するたび、「どうして、こんな設計になっているんだろう。もっとこうすればいいのに」と思うことがよくありまして。そのうち、建築士になるという夢を持つようになったんですよ。そのためにまず、家づくりの仕事を覚えようと30歳を過ぎて工務店に転職。現場で働きながら実務を覚え、40歳を過ぎてから3度目の挑戦で一級建築士の資格を取得しました。
 
相原 安定した不動産のお仕事から離れることに、ご家族の反対はなかったんですか?
 
唐澤 実は、結婚前の妻に将来の夢を聞かれ、漠然と「建築士になりたい」と話したことがありまして。妻はそれを覚えていて、「いつになったら挑戦するんだ」と思っていたようですね(笑)。
 
相原 チャレンジすることを、止めるどころか後押ししてくれた奥様は素敵ですね! 唐澤所長が建築士として家を設計するにあたって、大切にしていることはなんでしょうか。
 
唐澤 ハウスメーカーさんが販売する建売住宅のような規格品ではなく、全てにおいて“一点モノ”の家をつくることですね。それを私から押しつけるのではなく、お客様と一緒につくり上げることを大切にしています。
 
glay-s1top.jpg
相原 一緒につくり上げたという感覚があると、お客様との信頼関係も深まるでしょうね。
 
唐澤 ええ。まるで家族のようなお付き合いが続きますね。例えば以前、こんなことがありました。あるお客様が「近くに気に入った家があるから、設計の前に見てほしい」とおっしゃるので、その家の前に行くと、なんと私が設計した家だったんです(笑)。
 
相原 うわあ、鳥肌が立つようなエピソードですね! それから、どうなったんですか。
 
唐澤 せっかくなので、中を見学させていただくことにしました。その家にお住いのお客様は、いきなりの訪問だったにも関わらず温かく迎えてくださり、お客様同士で会話も弾み、とてもいい時間を過ごすことができましたね。