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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 ウェルフェアディーさんでは、一般的な就労が困難な方を支援されているとうかがいました。津軽社長はどういった経緯でこのお仕事を始められたのですか?
 
津軽 20代前半から経営者になりたいと考えていましてね。様々な業種での起業を模索する中で、利益の追求だけを目的としない事業を意識するようになりました。こうした考えを持つに至ったのは、子どもの頃の体験が影響しているからだと思います。
 
宮地 社会的援助や公共福祉を意識するような体験をなさったと。
 
津軽 はい。私の母は看護師で、幼少の頃から私を連れて福祉施設や手話サークル、車いすの方のテニスサークルなどにボランティアとして参加していました。お身体の不自由な方々が周りにいる環境に身を置いたことで、そうした方々を支援したい、と考えるようになったのです。
 
宮地 就労継続支援事業という施策については、以前からご存じだったのでしょうか。
 
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津軽 前職で広告代理店に勤めていまして、こうした事業所に作業を発注する側だったんです。そうした中、B型の事業所はあってもA型が少なく、働きたくても働けない、働く場所がない人がたくさんいるという現状を知り、A型事業所の立ち上げを決めた次第です。
ちなみに、A型とB型事業所の違いは利用者の方と雇用契約を結んでいるか否かで、A型では一般企業での就労は難しくても、こうした事業所での就労は可能な方を対象として雇用契約を結ぶため、B型よりも多くお給料を得ることができるんですよ。
 
宮地 なるほど。ここはちゃんと働きたいという方に、希望を与える場所なんですね。それにしても、意欲はあるのに働く場所がない、というのはとてもつらいことです。
 
津軽 ええ。脳梗塞の後遺症がある方なども含めると、日本人の15人に1人が障がい者手帳を持っていると言われています。引きこもりやうつ病の方も入れると、もっと多くの方が就労困難に陥っていると言えるでしょう。ではそうした方々に働く意思がないのか、希望がないのかと言えば、決してそうではありません。仮に今は働く気力がわかない、という方であっても、「働いてみたい」、「社会に出たい」と思わせる支援をしていくことが今、求められていると思います。
 
 
 
 

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