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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 行政書士事務所を経営している佐々木代表。まずは独立までの経緯からお聞きしたいと思います。
 
佐々木 物流会社で働いていた20歳ぐらいの頃に、専門的な知識を活かして会社の業務に貢献したいという思いと、自分自身のキャリアアップをしたいという思いから、「ビジネス実務法務検定」という試験の勉強を始めて2級に合格しました。その勉強がきっかけになり、より専門性の高い法律の仕事に興味を持ち、行政書士の資格を取得したんです。その後、転職をして不動産会社や司法書士事務所などの勤務経験を得て独立するに至ります。
 
宮地 なるほど。その過程の中で、印象的な方との出会い、もしくは出来事などかあれば教えてください。
 
佐々木 印象的な出来事と言えば、最初に就職した司法書士事務所で内定が決まっていたのに、事務所の事情で一度断られたことがありました(笑)。
 
宮地 え! それは大変。その後どうされたのですか?
 
佐々木 他の内定者はその結果を受け入れていましたね。でも、私はどうしても法律の分野に進みたかったので「お願いします、勉強させてください」と辛抱強く電話を入れました。すると、所長に熱意が伝わったのか、入所することができたのです。その事務所で3年ほどお世話になり、退職後しばらくしてから独立しました。
 
宮地 粘り強いアプローチが功を奏しましたね。でも、なぜそこまでして法律関係の仕事に進みたかったのですか?
 
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佐々木 法律に対する興味があったのはもちろん、「人の役に立つ仕事がしたい」という強い思いがあったからです。どの仕事もそうですが、行政書士の仕事では人とのご縁が一番大事だと思っています。今後も一人ひとりのお客様に丁寧に接して、事業の幅を広げていきたいですね。
 
宮地 佐々木代表の誠実な姿勢があるからこそ、顧客も安心してお仕事を依頼できるのですね。ところで、行政書士は各々に専門分野があると思います。佐々木代表が手がけている分野は何でしょうか。
 
佐々木 現在は車庫証明の手続代行が中心です。お忙しいお客様に代わって書類作成から提出までを代行するんです。車庫証明の交付を受理するには、直接、警察署に出向いて申請しなければなりません。当事務所は警察署の目の前なので、申請者に代わって手早く申請することができますよ。