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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 富山県出身。大学院卒業後、心的ストレスを受けた人の緊急支援活動から臨床実践をスタートさせる。主に医療・産業領域で臨床心理士としての技能を磨いた。メンタルヘルス・臨床心理士の認知度不足や、潜在的な相談者への対応不足を懸念し、活動領域を医療から産業へシフトチェンジ。2013年に個人開業し、2015年10月(同)Crossingを設立、外部心理臨床専門家として活躍している。【ホームページ
 
 
 
現代人は絶えず環境や対人関係の変化にさらされている。その中で生まれるストレスが蝕むのは、体だけではない。目には見えなくとも、“心”も侵食されている。その心を支えるのが、臨床心理士だ。1人だと陥りがちな負のスパイラルからの脱却を、心の専門家ならではのアプローチでサポートしてくれる。立ち直りをそばで支えてくれる臨床心理士とは、いわば心の添え木のような存在だ。
 
 
 

人と人の間に立って組織を調節する

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 近藤先生と大倉瑛子先生が代表を務める合同会社クロッシングさんは、法人、個人を問わずカウンセリングやメンタルヘルス対策などを行っているとお聞きしています。企業でのメンタルヘルス対策があるとは、知りませんでした。
 
近藤 心の問題を予防する観点で、組織で働く多くの方のご相談をお受けしています。例えば、健康問題、対人関係、休復職の悩み等がありますね。
 
大倉 セクハラ、モラハラといった問題もあって、上司も部下も互いに声をかけにくい時代なんですよ。だから私たちが間に入って、コミュニケーションの手助けをすることもあるんです。
 
 組織全体の調整役ってことなのか。ところで、先生方はなぜこの道に?
 
近藤 私は、もともと医療領域でカウンセリング活動を行っていました。しかし、日常的に悩みを抱えている方の力にもなりたいと考えて、2010年頃から産業領域での活動を始めたんです。
 
大倉 私は前職の企業人としての人材派遣業時代に、悩みを抱えながら働く方をサポートしたいと思ったことがきっかけでした。近藤とは、メンタルヘルスと臨床心理士を、働く方の身近な存在にしたいとの気持ちで意気投合したんですよ。
 
近藤 カウンセリングという基本的な方法を用いてサポートする中でも、特に私は心理療法やグループセッション、大倉はキャリアカウンセリングと、得意分野が違うことも共同でうまく活動できている理由ですね。
 
 いわば、ドリブルが強い選手と、ヘディングの強い選手が組んだ相互補完ができるツートップだ! これは、大きな強みですね。
 
 
 
 

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