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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 石黒彩(タレント)
石黒 横手社長が運営する横手人形さんでは、3代にわたって雛人形や鎧兜、羽子板、そして破魔弓というものを取り扱っているとお聞きしました。
 
横手 はい。破魔弓に関しては、我が社の製造部で生産しております。
 
石黒 破魔弓って、初めて聞きました。破魔矢は神社などでよくもらいますよね。でも、弓とセットになっているものは知らなかったです。
 
横手 破魔弓には、男の子の赤ちゃんが産まれたときに、年末を無事に過ごしお正月を迎えてほしいという願いが込められているのです。陰と陽で考えると冬は陰の季節ですから、病気になりやすいとされ、破魔弓は陰の季節から子どもを守るお守りなのですよ。
 
石黒 なるほど。子どもの健やかな成長を願ったものなのですね。私も子どもが3人いるので、家族の幸せを思う気持ちはすごくわかります。しかし、なぜ弓と矢がお守りになるのですか?
 
横手 私自身も、なぜ弓矢がお守りになるのかが気になったので、父親に聞いたり、個人で調べてみたりしました。弓と矢というのは、動物を射て、命をいただいて、自分たちの糧にするもの。古来の狩猟民族にとっては食べ物を口に運んでくる道具なのです。
 
石黒 命と深いかかわりを持つ道具だからこそ、お守りになったわけですね。おもしろい。
 
横手 ひな祭りに関しても、雛人形の女雛は、女の子が大人になった姿をイメージしていますよね。ひな祭りは予祝といって、将来自分の娘が成人したときの幸福を前祝いするという役目があります。雛人形は、子どもに対する愛を込めてつくられたものなのです。弊社では、こうして人形を通した「家族愛」をテーマに事業を展開しているんですよ。
 
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石黒 お客さんが家族間の絆を再確認する機会になりますね。横手社長にとっての家族愛とはなんですか?
 
横手 一言でいうと「家族への愛情の気付き」です。「家族」や「愛」は言葉にすると大げさに聞こえるかもしれません。しかし、お雛様を家族で一緒に買いに行く、ひな祭りの日にみんなでお人形を飾る、といった思い出を家族同士で共有してほしいのです。そのときに「これって家族愛なんだな」とお客様に感じていただければ、幸いだと私たちは考えております。
 
石黒 今、親になって思うのは、自分が親にやってもらって嬉しかったことは子どもたちにもつなげていきたいということ。横手社長が、「家族愛」をモットーにして仕事に打ち込む理由がわかった気がします。これからもぜひ頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
謙虚であることです。たくさんの方の支えがあって、ここまで来ることができました。そういったことに心から感謝するために、まずは謙虚であることが大切だと思っています。
(横手則和)
 

:: 企業情報 ::

株式会社横手人形

日高本店
〒350-1254 埼玉県日高市久保51
青梅店
〒198-0083 東京都青梅市本町123

ホームページ
http://www.yokote-kazokuai.com/

 
 
 
 

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