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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 杉田かおる(女優)
杉田 埼玉県で板金工業を営まれているテラハウスさん。金属板で屋根を葺いたり、外壁や雨どいを取り付けたりする仕事で、専門技術が求められますよね。
 
小野寺 はい、建築物の重要箇所には、必ず銅板やステンレスなどの金属板が使われています。その材料をつくるために、例えば、1枚の鉄板を機械折りや手作業で曲げて形づくっていくんです。杉田さんのおっしゃる通り、知識と修練による専門技術を要します。その中でも当社で最も多いのが、屋根部分になりますね。
 
杉田 最近話題の太陽光発電や、電力を使わないスカイライトチューブなどを取り付ける際も、板金屋さんの仕事は重要ですね。専門知識を持つ人が工事に携わることで雨漏りなどの心配もなくなりそうです。
 
小野寺 その通りです。新技術が導入されても、基礎になる部分、つまり昔ながらの屋根工業の知識や手法は今も生きています。私は、そうした先代の知恵と技術を、若い世代に伝えていきたいし、知ってほしいと思っているんです。
 
杉田 なるほど。技術の継承や普及に関して、どのようなご活動をされていますか。
 
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小野寺 普及という意味では、板金工業を始めて以来、板金工業組合や青年会議所などに入って活動してきました。しばらく前になりますが、板金業を世の中に浸透するべくテレビ番組、「TVチャンピオン」の「からくり装置王選手権」にも出場しましたよ。
 
杉田 テレビにもご出演されたんですか! 確か、いろいろなテーマで各界の達人が腕を競い合うテレビ番組でしたよね。出場されてみていかがでした?
 
小野寺 私が出場したときは、流しそうめん装置王選手権で流しそうめん装置をつくりました。50gの乾麺を板金加工でつくった装置に乗せ、麺を茹でたり飛ばしたり流したりしながら、ゴールした時に何g残っているかを競い合う種目です。全て板金技術でからくり装置を使ったんですよ。仕事を終えてから番組用の装置づくりをしていたので、大変でしたね。でも、チームみんなで努力した結果、見事優勝することができたんです。