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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

家や家具の補修で
顧客にもう一度喜びを

 

リペアの奥深さを知って

 
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タージン 補修はリペアとも呼ばれますが、一般にも広く認知され出したのはまだ最近ではないですか?
 
水﨑 そうですね。私が1996年頃に就職した補修会社も、当時でまだ創業2年目でした。もともとものづくりに近いことができるからと入ったものの、業務内容は海外から仕入れたリペア材料の販売が中心で、補修作業はおまけのように少しある程度。もっとも、当時はどこのリペア会社も似たようなものでしたが。
 
タージン では、腕をふるいたい水﨑社長の思いとはズレのある環境だったと?
 
水﨑 初めはそう思っていました。ですが実際に行く補修の現場は1つとして同じものがないですし、補修箇所も手すりだったりドアだったりと様々で。さらには傷の種類も物を落としてできた傷や犬が噛んでできた傷などいろいろあって、それらを工夫しながら直すのが、すごく楽しかったんですね。
 
タージン 実際に働かないとわからない奥深さだったわけですね! 現場ごとに補修内容が違うとなると、大変そうですが・・・。
 
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水﨑 そうですね。当時は今程ネットが普及していませんでしたし、答えを出すには自分で試行錯誤するしかありませんでした。ある時は石職人さんの仕事を見ては石の割り方や接着の仕方を勉強したり、塗装職人さんを真似して自分でいろんな種類の塗料を試したり。わからないことは、他の業者さんの仕事から学んでいました。そうして自分の手で経験したことは、自分の財産になりましたね。
 
タージン それだけ手を尽くしてこられたとなると、現在のお客さんもきっと水﨑社長の仕事ぶりには満足されているでしょうね。
 
水﨑 ありがたいことに、「また何かあったらあなたにお願いする」と言ってくださるお客様が多いですね。
 実は独立後は一時、復元はできてもゼロからはつくれない仕事に疑問を抱いたこともあったのですが、「君にしか直せない仕事がいっぱいある」と前社時代のお客様が仕事を依頼してくださって。そればかりか、「何か手伝うことありませんか?」と、かつての後輩たちも私を頼ってくれて、「これが自分の運命なんだな」と、今ではそう思っています。
 
タージン 水﨑社長の仕事への姿勢やお人柄の良さが、きっと周囲にも自然と伝わっていたのでしょうね。
 
 
 
 

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