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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。高校卒業後、父親が創業した、(株)コーティング小林の前身・小林塗装に入社。約15年の修業を経て2011年、初代が会長職に退くと同時に、2代目代表に就任した。姉が経理を担当し、幼なじみが営業部長を務める仲間意識の強い職場である。そうした環境でも仕事で守るべき「五箇条」を自らの手で掲げ、明るさの中にも規律が保たれるよう努力を続けている。【ホームページ
 
 
 
エアガンや鉄道模型のボディーから、工業製品の部品、小さなネジ1個まで──。あらゆる塗装のニーズに応え、技術的・時間的に難しくても断らずに、納期厳守で最良の結果を出すことに努めてきた、株式会社コーティング小林。不断の創意工夫と徹底した品質管理で、2代目・小林秀行代表取締役率いる同社の信頼は日増しに高まっている。会社の現状と2代目就任以来の取り組みなどについて、小林社長にじっくりと語ってもらった。
 
 
 

継続する中で地道な仕事にやりがいを覚える

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 コーティング小林さんは塗装会社ということで、今も工場で作業の音が聞こえますね。小林社長は2代目とうかがいました。この仕事を始めて何年になりますか?
 
小林 高校を出てすぐここに勤めましたから、もう20年ですね。5年前の2011年に、今は会長をしている父に代わって社長になりました。
 
石黒 20年前というと、私が芸能界を目指していた時期とも重なります。私はあれからいくつかの節目を経て今に至っていますけど、小林社長はこの道一筋という感じですね。
 
小林 一筋ではありますが、その中身はというと、20代の頃までは割といいかげんだった気がします(笑)。今は全力を傾けているとはっきり言えるんですけどね。
 当時は自分のことばかりで周りが見えていなかったし、それでいて、目の前の仕事にも集中してなかったと思います。作業の性格上、決してキレイとは言えない職場に1日中こもって、服に塗料やシンナーが付くと強烈な匂いもするし・・・。そういうところが初めは嫌でした。
 
石黒 仕事って、自分が選んで入った道でも楽しいことばかりじゃなくて、一番やりたいことの他にも、避けては通れないたくさんの地味で手間のかかることがついてまわりますよね。私もモーニング娘。で忙しかった頃、新しいシングルをリリースするたびに、「今回はどんな曲ですか?」という同じ質問に200回ぐらい答えていました。テレビやコンサートで歌うのは全体のほんの一部で、9割は仕込みの時間なんです。必要だとわかっていても、しんどいと感じることも多い毎日でしたね。
 
小林 塗装はそれこそ全部が「地味で手間のかかること」だから、繰り返し塗っている間に、投げ出したくなる瞬間もあります。でも、それでも楽しい、やりがいがあると思えることが、自分が20年で手にした最大のものかもしれないですね。 
 
 
 
 

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