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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 神奈川県横浜市出身。大学時代は法学部に所属。検事を目指していたが、学費のためにボイラー管理のアルバイトをしていたことをきっかけに、建築物の設備について興味を持つ。アルバイト先での知人の独立に参加し、ビルメンテナンスの業界へ。業務・営業として働く中で、設備だけでなく業務全てに携わる総合管理を志向して、1979年に独立。量よりも質を重視した契約を結び、顧客からの信頼を得ている。【ホームページ
 
 
 
人口動態の観点から、2019年を境に世帯数が減少するだろうという将来統計が発表され、不動産業界では大きな問題となっている。ビル総合管理業として不動産事業にも携わっている、株式会社サービスメイク代表取締役の鈴木紀夫氏は、こういった業界にある様々な問題に対し、価値観の変革が必要だと言う。それまでの常識を捨て、より良い方法を模索し、マンション管理と不動産管理を一手に担う鈴木氏に、業界の動きについて詳しくうかがった。
 
 
 

分業から脱却し総合管理へ

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 サービスメイクさんは、ビルの総合管理業務を行ってらっしゃるそうですね。具体的にどのようなお仕事なのか、教えてください。
 
鈴木 ビルのメンテナンスを手がけていて、設備管理から清掃業務、環境衛生管理などに加え、不動産管理やマンション管理など建物全ての管理業務を請け負っております。
 
宮地 一般的にビルメンテナンスというと設備管理や清掃業を手がけるのだと思いますが、御社ではそれに加えて、マンション管理や不動産管理業などにも携わっているんですね。
 
鈴木 そうです。当社のように、1社で不動産管理を含めてビルの運営全てを手がけている会社は少ないと思います。不動産管理会社のほとんどは、清掃などは外注に出しますからね。不動産管理の業界文化として、1つのビルの設備管理や清掃は、それぞれ別の会社が請け負うのが常識となっています。しかし、1つの建物内で行われる仕事ですから、全てを1社で担当したほうが情報伝達もスムーズですし、作業も無駄なく効率にできるはず。しかも、ビルオーナーは、清掃会社などに出す外注費を削減できますしね。
 
宮地 業界の文化として当たり前と思われている部分に、疑問を持たれたからこそ、始まったサービスなんですね。
 
鈴木 はい。日本には様々な業界文化があり、多くの仕事が分業化されてしまっているんです。例えば、マンション管理と不動産管理がそうですね。この2つはマンションなどの建物に所有者が複数人いるか、所有者が大家さん1人なのかという違いしかないにも関わらず、それぞれを管理するには、マンション管理業と不動産業という異なる業界に分かれている。当社ではどちらの業務も一体的に手がけています。 
 
 
 
 

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