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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 山形県出身。高校時代は野球部で甲子園を目指し汗を流した。卒業後、建材問屋に就職。営業から現場への搬入まで業務全般に精通した後管理職に就いたが、30年近くにわたり勤めた会社が経営者の意向で突然廃業することになり、整理に奔走。整理を終えた後は転職を考えるも、顧客の要望と自らの使命感により起業し、事実上事業を引き取った。【ホームページ
 
 
 
建具には建物の空間を隔てる役割があり、デザイン性もさることながら、遮音性や断熱性、耐久性、そして何より建物とマッチしていることが良い建具の基準となる。オリジナルの木製建具を製作する株式会社あさひ屋では、和装・洋装ドアから格子、障子などを法人・個人に提供。高いデザイン性が求められる注文住宅や個性的な店舗、商業施設といった建物に対応し、建具によってその魅力を引き出すことに成功している。
 
 
 

オーダーメイドの木製建具を扱う

 
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インタビュアー 城彰二(サッカー元日本代表)
 あさひ屋さんは建具を扱っておられると聞いています。僕はさほど建築に詳しくないのでお聞きしたいんですが、そもそも建具というのは何を指す言葉なんですか?
 
小野田 建具というのは建物の空間を遮る可動部分、玄関ドアや部屋のドア、窓や障子、ふすまといったものと、それを支える枠のことを指します。当社では建具の中でも木製建具に特化しており、建築会社様や工務店様、ゼネコン、個人のお客様まで、幅広く注文をお受けして、オーダーメイドで建具を納めているのです。
 
 ということは、建具メーカーという位置づけになるのでしょうか。
 
小野田 製作そのものは他社にお願いしています。当社がお客様からご要望をうかがい、それに見合った提案を行い、OKになれば図面を起こして建具職人に製作を依頼し、最終的にお客様に納品するという流れになります。
 
 なるほど。恥ずかしながら僕は建具にオーダーメイド品があることも知りませんでした。
 
小野田 カタログで選んで終わりのものだと思ってらっしゃるお客様は多いですよ(笑)。そうした定型の物は「規格品」と言われ、ハウスメーカーの建売住宅では規格品を用いています。でも、やはり規格品には規格品の限界があります。当社では、それ以上のこだわりを持ちたい注文住宅の施主様や、デザイン性が求められる店舗や商業施設様から「ぜひ!」とご注文をいただいて稼動する仕事が中心になっています。