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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 静岡県出身。小学校でサッカー、中学・高校時代はバレーボールに打ち込み、主将として中学体育連盟県大会3位など好成績をおさめた。22歳の時、地元静岡で水質や大気の調査・分析を行う会社に入り、主に環境アセスメント事業を担当する。兼ねてから独立意欲が高かったため、52歳で妻の敬子氏の理解を得て退職。2013年5月に元同僚と共に(株)E-CONを設立した。地元のサッカー少年団 「竜南ファイターズ」 のコーチを務めるスポーツ愛好家の顔も持つ。【ホームページ
 
 
 
高度成長期に破壊された環境は、ここ30年ほどでずいぶん復元された。その一助となってきたのが環境調査を行う企業だ。2013年に設立された株式会社E-CONの岩邉弘代表取締役は、長年環境アセスメントに携わってきたノウハウを活用し、社会生活上でトラブルになることの多い 「騒音・振動」 問題を中心に、綿密な調査に基づく対処法を打ち出している。住民が不満や不安なく、安定した生活を送れるよう力を注ぐ、岩邉社長の取り組みに耳を傾けた。
 
 
 

騒音・振動の調査を主にした環境保全事業

 
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インタビュアー 川上麻衣子(女優)
川上 イーコンさんは、環境保全に関わるお仕事をしておられるそうですね。
 
岩邉 はい。環境計量証明事業と言いまして、中でも騒音・振動の調査を主としています。その他、大気や水質、悪臭、粉じんといった生活環境調査、動植物をはじめとする自然環境についての調査からモニタリング、必要に応じて住民説明会や事業者への対策の提案なども行っています。
 
川上 環境という言葉がクローズアップされたのは、ここ20年くらいだと記憶しています。岩邉社長はこの業界でどのくらいの経歴をお持ちなんですか。
 
岩邉 22歳からこの業界の仕事に携わっていますので、30年ほどになりますね。高度成長期に工場から排出される煤煙や排水などによる大気汚染や水質汚染などの公害が問題となり、1967年に公害対策法が制定されました。しかし当時は、川上さんがおっしゃる通り、公害問題が大きくて 「環境保全」 という意識は一般市民にはまだまだ浸透していませんでしたね。
 
川上 岩邉社長は、社会に公害問題の減少から環境保全への意識が広まっていく過程を、仕事を通じて目の当たりになさってきたでしょうね
 
岩邉 そうですね。公害対策基本法によって、工場からの煤煙や排水はクリーンになりました。しかし、次に問題となってきたのが生活排水や廃棄物、自動車の騒音や排ガスといった一般市民が排出する汚染物質などです。これに対しては工場のような個別規制は困難なんですよ。
 
 
 
 

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