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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 東京都出身。父親が立ち上げたファッションリフォームの店 「ナガサカ」 を継ぐべく、大学を卒業後すぐに父の下で修業を始めた。2003年からはオーダースーツをメインとする会社に業態を変え、2008年には現在の場所に新店舗を構え移転。採寸とコミュニケーションのスキルに定評があり、積極的に出張採寸を行うことで支持は全国区に。また、「エルメネジルド・ゼニア」 「ロロ・ピアーナ」 「ドーメル」 の三大生地ブランドを全て取り扱う横浜でも数少ない店として、幅広い世代から愛されている。
 
 
 
横浜・伊勢佐木町にあるオーダースーツの店 「ナガサカ」。横浜ならではの気品あふれる店内では、舶来の服地を使ったオーダースーツが10万円前後、リーズナブルな国産服地を使用したオーダースーツなら3万円台から注文できるという。代表取締役の長坂敏行氏は、スーツの出来を決める採寸に神経を集中させるいっぽう 「気軽に注文してほしい」 と出張採寸に飛び回る。「いいスーツを着て仕事に挑戦してもらいたい」 それが長坂氏の願いなのだ。
 
 
 

オーダースーツは採寸が腕の見せどころ

 
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インタビュアー 片山右京(元F1レーサー)
片山 「ナガサカ」 さんは、オーダースーツやシャツ、ビジネス小物の販売を手がけていらっしゃるとお聞きしています。創業はいつ頃ですか?
 
長坂 1968年です。もともとは父が横浜の百貨店で洋服の裾直しを始めたんですよ。元町あたりの専門店とも契約して仕事を増やしていったのですが、裾直しは手作業なもので、できる量に限界がある。そこで、オーダースーツの販売に乗り出したというわけです。私は2代目として、大学を卒業後はごく当然のように入社しました。2008年にこの場所に移転し、今に至りますね。
 
片山 なるほど、歴史のあるお店なのですね。しかし、「裾直しはできる量に限界がある」 ということですが、スーツづくりは違うんですか?
 
長坂 スーツの仕立て自体は、提携の工場に発注するんですよ。当店のような店はお客様からご注文をいただき、生地やデザインを決め、採寸して工場に発注します。すると製品が仕上がってくる。今、オーダースーツを手がけている店は、どこもそういう業態です。
 
片山 そうなんですか! 各店舗で、職人さんが一からつくるわけじゃないんですね。
 
長坂 そういった仕立てもお受けしていますが、1着30万円前後と値段が高くなってしまいます。そのため、実際はあまり需要がないんですよ。
 
 
 
 

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