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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
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インタビュアー 相原勇 (タレント)
相原 御社の社名である 「マイレ」 って、ハワイ語ですよね? よくハワイへ行くので、現地で耳にしたことがあります。
 
小林 はい、「平和」 や 「縁結び」 など、様々な意味を持ち、神が宿るといわれる葉のことです。当社ではハワイでの海洋葬をプランニングし、執り行う業務を手がけておりますので、神聖なモチーフにあやかりました。
 
相原 「海洋葬」 ですか?
 
小林 はい。「散骨」 という言葉を聞かれたことはありますか? 亡くなった方のご遺骨を海に戻して差し上げることが目的です。現在、散骨を実施する会社は多くありますが、まだまだ会社によって提供されるサービスに違いがあるのが実情です。散骨業の中には、ご遺骨を海に撒くことのみを目的としているところもありますが、当社ではハワイ王朝から続く伝統的な司祭様を招き、海上にてオリジナルセレモニーを実施することで、故人を偲びつつも感動を生む葬儀をプランニングしているのです。
 
相原 散骨で 「感動する」 という概念は新しいですね。
 
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司祭を招いてのオリジナルセレモニーのイメージ
小林 私は以前、ハワイでのブライダルを専門に手がける仕事に携わっておりまして、当時、海洋葬を行っている団体と出会ったことがあります。葬儀であるのに、そこへご参列されている方はみんな、表情が柔らかい。参列という言葉がふさわしくないくらい、和やかなんですね。それ以来、私は 「感動を提供するという意味においては、ブライダルも葬儀も同じなんだ」 と思うようになりました。
 
相原 それに比べると、日本の葬儀は形式的ですね。私の夫はアイルランド人で、彼の祖国でも葬儀はイベントのような感覚。1日かけて棺とドライブしたり、埋葬後には親族友人が集まって故人との思い出を語り合ったり死は悲しいけれど、自然なこととして受け入れられるセレモニーなんです。
 
小林 それは素敵ですね。私は、これまで1000組以上のブライダルを手がけましたが、結婚式は約半年もかけてプランを練るのに対し、葬儀は故人様やご遺族の意向はほとんど反映されないまま通夜、葬儀、火葬と進んでいきます。ご遺族は、「参列者に失礼のないよう、滞りなく葬儀を終えないと」 という使命感だけで全てを決めていく・・・それも、数日間という短い期間で。
 
 
 
 

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