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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
プロフィール 新潟県出身。大学の工業化学科を卒業し、化学メーカーに入社。6年間の勤務を経て1981年に国際特許事務所に転職。繊維・電線・光ファイバー・有機合成・材料・金属・医薬・バイオ等の幅広い分野の特許業務を経験した。1986年に独立し、特許翻訳及び技術書類翻訳を中心とした翻訳事業を開始。1988年に現在の(株)プラスワンパテントサービスに改組。近年は特許翻訳に携わる人や一般の幅広い人たちを対象にしたコーチングにも力を入れている。
 
 
 
1986年、バブルへ向かう追い風を受け、ある新しい特許翻訳・技術書翻訳会社がスタートした。しかし、理系人間特有の論理的思考のせいで「人の感情を理解せずに仕事をしている」と言われてしまう。しかしスキルとメンタルの両面から人を育てるコーチングに出会い、自ら変わる経験を重ね、同業の特許翻訳者に向けてコーチングを始めるまでに至った――。株式会社プラスワンパテントサービスの丸山眞作社長のドラマに迫る。
 
 
 

特許翻訳と技術書翻訳業をスタート

 
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インタビュアー 大門正明(俳優)
大門 丸山社長は、特許翻訳や技術論文翻訳の実務に30年以上の経験を持ち、特許翻訳や技術論文翻訳の専門会社としても22年の実績を持ち、特許翻訳のプロを育てる事業もされているそうですね。
 
丸山 はい。企業や個人が外国で開発された製品の特許を日本で取る場合や、外国で特許を取る際、出願書類を日本語や外国語に翻訳しなければなりません。その文書を翻訳するためには、専門分野を理解する技術力と語学力、出願の際の法律知識などが必須です。書類が不備のために受け付けられなかったり、再提出を求められたりするケースは多く、そこで私たちの仕事が求められています。せっかくの特許も翻訳段階でミスしてしまえば水の泡です。クライアントがそのような状況に陥らないよう、万全の体制でフォローさせていただいています。
 
大門 非常に専門性の高いお仕事ですね。どのようなきっかけでこの道に入ったのですか?
 
丸山 最初は大学の工学部を出て化学メーカーに入社しまして、製品の研究開発からプラント化、製造現場まで全プロセスを経験しました。しかし、居心地はよかったのですが、このまま会社にどっぷりつかってサラリーマンを続けていいのかという疑問が湧いてきてしまって・・・。
 
大門 うんうん。もっと自分の可能性を試してみたくなったわけですね。