B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

 
100721_k0211_g02.jpg

インタビュアー 矢部美穂(タレント)

矢部 鳥山昌則先生が税理士を目指されたきっかけを教えてください。
 
鳥山 若い頃から起業家志向でして、税理士になったのは一番儲かる商売を見つけるためです。税理士はたくさんの経営者の方に頻繁に会えるし、その本音が聞けます。だから22歳で税理士資格を取得し、30歳で現在の鳥山会計事務所を構えました。
 
矢部 HPも拝見しました。会計事務所を開設される前のご経歴もユニークですよね。
 
鳥山 修業の為に会計事務所に勤めたのは1年7ヶ月だけです。1年も勤めれば実務は身につきますからね。あとは、生きた経理を経験するために中小のアパレル会社の経理部長になりました。入社してみると未回収の手形や売掛金が溜まっていて、半年後に5000万円が不渡りになってしまいました。ほとんど回収できませんでしたね。今、お客さまで手形の不渡りに遭う方が結構いらっしゃいますが、私の経験から申し上げると回収はほぼ不可能ですので、できる限り早めに商品を引き上げるようアドバイスしています。
 
矢部 ご自身の実体験をもとに、経営者の気持ちに立ったアドバイスができるわけですね。
 
鳥山 そうです。実は自分でも事業を興し、失敗もしました。私、情が深いものですから、お客さまとの共同事業で連帯保証人になって何年も返済を続けないといけなくなったり、複数のお客さまにお金をお貸しして返ってこなかったこともあります。そうやって痛い目に遭った末、「一番儲かって手間のかからない商売は不動産賃貸業だ」 という結論に達しました。当然自ら不動産賃貸管理事業も行なっています。
 
矢部 今、業務用賃貸は空きが多くて家賃も下がっていますが、それでも不動産賃貸業ですか?
 
100721_k0211_t01.jpg
鳥山 お店や事務所はおっしゃるとおりですので、住宅を貸すのが一番です。それもマンションやアパートを1棟丸ごと購入し、リスクと手間がないように、家賃保証で管理を任せてしまうのがお勧めです。今、首都圏の30代から40代の高所得サラリーマンが1億5000万円ぐらい借金して集合住宅を購入し、賃貸に出す例が増えています。当事務所ではそれらの物件を扱う不動産会社様とお付き合いがあり、そこから不動産オーナーをご紹介いただいて節税対策のアドバイスもしています。