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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

現場を守る組織をつくり 訪問介護で地域を支える
合同会社S・K/樹楽・にじむすび 加古川 代表社員 伊東秀介

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 訪問介護事業所の樹楽・にじむすび 加古川を運営する合同会社S・Kの伊東代表と、サービス提供責任者の西山由里さんにお話をうかがいます。まずはお二人が介護の世界に入られたきっかけから教えてください。
 
伊東 私は2015年頃に義理の母の介護が必要になって、資格を取ったのがきっかけでした。介護施設で働く中で面白味も感じましたが、施設のルールが先に立って「一人ひとりの利用者様に合わせた介護」ができない場面が多かったんです。それなら自分で独立して訪問介護事業をやろうと、2018年に当事業所を立ち上げました。
 
狩野 一人ひとりの利用者さんを大事にできる環境をつくりたかったわけだ。西山さんは、立ち上げの早い段階で合流されたと聞いています。
 
西山 はい。私も母の介護がきっかけで資格を取ったのが始まりでした。介護にも多様な仕事があります。その中で、訪問介護の仕事が一番好きだったんです。家庭の事情もあっていろいろと大変だった時期に訪問介護を手がける当事業所のことを知り、「好きな仕事で気持ちを高めよう」と思い、ここで働くことになったんです。
 
狩野 伊東代表は立ち上げ当時、訪問介護の運営自体が初めてだったそうですね。
 
伊東 はい。最初は一緒に事業を運営する予定だった仲間が辞めてしまい不安も大きかったですね。そこに西山が入ってくれて、現場仕事だけでなく書類作成もヘルパーのシフト管理などでも活躍してくれました。ですから、立ち上げ当初からとても頼りになる存在でしたね。現在は加古川市、高砂市、加古郡を対応エリアとして事業を展開しているところです。
 
狩野 お二人で支えあって事業を運営してきたというわけだ。事業所の特徴はどんなところにあるとお考えですか。
 
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サービス提供責任者の西山由里氏
西山 喀痰吸引など医療的ケアが可能なヘルパーがいるので、医療依存度の高い方でも受け入れができるところが強みです。利用者様は介護保険の方が3割、障がい制度を利用する方が7割くらいで、重度障がいの方については、24時間ケアが必要なケースにも対応するように努めています。
 
狩野 一般的な訪問介護では難しいケースにも向き合っておられるんですね。実は私のおじがALS、筋萎縮性側索硬化症を患っていました。徐々に体が動かなくなっていってしまう様子を身近で見ていた分、専門的なケアがどれだけ重要かを痛感しています。