
インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
大音 20歳からコンテナ輸送の会社に勤め、27歳からはドイツの商社で9年間、ドイツ製の印刷紙加工機の営業に携わり、その後、国内の製本機メーカーで13年経験を積みました。2014年に独立し、親の介護や自身の病気などを経て、現在に至ります。商社時代は海外製の印刷紙加工機を扱ってきましたし、国内製造のメーカーにいたおかげで機械そのものを熟知しているので、実際に現場に出向いていろいろな方面からのご提案ができる点が強みです。
今岡 ということは、印刷業界は30年以上ですか! ほかにも、節電をはじめとした省エネ、熱中症・加湿・ウイルス対策機器の販売、機械・工場環境改善コンサルティングなど、さまざまな事業に取り組んでおられるようですね。
大音 ええ、20代から商社で鍛えられたので、どんな営業でも自信はあるんですよ。キャリアを活かし、企画・営業からコンサルティングまで、トータルでプロデュースしています。
今岡 野球界では選手が商品であり、名コーチはターゲットとなる選手を見つけて全力で育てる、営業上手です。大音社長と通じるものを感じますね。ところで、Webサイトにある「LOVE&KISS(ラブアンドキス)」という事業も気になります。どのような取り組みなのでしょう?
大音 こちらは自閉症の作家さんとの出会いをきっかけに立ち上げた、自立支援事業です。発達障がいの方の隠れた才能を発掘し、展示会やイベントの開催を通じて、個々の能力を活かせるようサポートしているんです。

大音 人ができないことをサポートし、喜んでいただくことです。よりハイレベルなサービスを提案するために、常にアンテナを張って最新情報を収集し、現状よりも一歩先を行くことを心がけています。私は今の仕事が大好きなので、あと10年は続けていきたいですね!
今岡 どのような仕事も、好きであることが大事ですよね。野球も同じで、どんなに野球がうまくても、おもしろくなくなった瞬間から魅力を失ってしまいます。これからもそのご経験と営業力を武器に、ご活躍を期待してます!
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事を好きでいることです。好きだからこそ、魅力や面白味を感じてのめりこめるんだと思います。「未来のために、今できることを」をモットーに地球に優しい環境づくりを続けていきます。
(大音勉)