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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

施術から温活、食事まで 女性の悩みに幅広く対応
心と身体の温活ラボ/みほ鍼灸院 院長 深瀬裕里依

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 大阪市城東区で心と身体の温活ラボとみほ鍼灸院を運営する深瀬院長にお話をうかがいます。鍼灸をはじめ、女性の悩みに特化したサービスを展開されているそうですね。まずは、深瀬院長が鍼灸と出合ったきっかけから教えていただけますか?
 
深瀬 以前の私は、頭痛や吐き気に悩まされ毎日疲れきっていました。娘から「使い古された雑巾よりひどい状態」と言われるほどで(笑)、家事を10分やっては寝込み、また起きて動いたら寝るという生活を送っていました。「まだ50代なのにこんなに寝込んでいたら、私が介護されるほうになってしまう」と危機感を覚えていた頃、テレビで東洋医学や鍼灸の特集を見て、試してみようと思ったんです。
 
タージン 辛い状況から、一歩踏み出そうと決心されたんですね。
 
深瀬 はい。それから3000年以上前から伝わる経絡鍼灸という施術を受け、その後も通いながら食生活を含めた生活習慣の見直しを図ったところ、少しずつ体力が回復していきました。そして、元気になった喜びが沸き上がると同時に、自分の知らない世界を知りたいという思いがどんどん強くなっていったんです。気付いたら国家資格であるあん摩マッサージ指圧師と鍼灸師を取得するための学校に入学していましたね。3年間みっちり勉強するうち、最初は反対していた周囲も皆、応援してくれるようになりました。
 
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タージン ご自身の不調を何とかしたい、という思いからスタートしているのがまさに、深瀬院長ならではの強みだと思います。実体験に基づき、利用する皆さんに寄り添った治療ができるわけですからね。また、こちらでは鍼を刺さない施術も行っているとか?
 
深瀬 そうなんです。人の身体には約360個のツボがあり、経絡と呼ばれる気の流れをつくっています。この流れは、体内のさまざまな臓器とつながっているため、一人ひとりの不調に合わせてツボを見極め、丁寧に調節しながら治療しなければなりません。そのため当院では、自作の金鍼を使用しております。この鍼はてい鍼と呼ばれ鍼を刺さずにツボを刺激するための道具で、皆様の自然治癒力を引き出す施術を行っています。
 
タージン 鍼に怖いイメージを持つ方もいますから、鍼を刺さない施術というのは多くの方が安心して受けることができますね。まさにオーダーメイドの施術だと思います。