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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ベビーマッサージ教室と 足つぼ施術で体調を把握
feet time&baby time 代表 竹下洋美

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 feet time&baby time(フィートタイムアンドベビータイム)さんでは、台湾式足つぼマッサージの施術とベビーマッサージ教室を手がけているとお聞きしています。この2つを一緒に提供するサロンは珍しいですね。
 
竹下 もともと私は、10年ほどベビーマッサージの講師を務めていまして。その中で両親の介護と更年期が重なって心身ともにつらくなった時期があり、病院を回っても改善しなかったんです。ところが台湾式足つぼマッサージを受けたところ、施術は痛かったけれど、よく眠れるようになり体調も回復しました。それで、自分で技術を習得し、2023年2月に当サロンを開業したんです。
 
畑山 私も現役時代は、減量と練習で追い込んだ体をマッサージなどで整えて試合に挑みました。特に、足の裏は「第二の心臓」と呼ばれるほど重要な場所ですよね。
 
竹下 そうなんです。足つぼを刺激すると血流やリンパの流れがよくなり体が緩んで、ホルモンや交感神経と副交感神経のバランスが整い、自覚症状のない心身の不調にも気付けるようになります。ベビーマッサージも成長に合わせた施術を続ければ、お子さんの体に触れることで体調の変化にも気付けるようになるんです。
 
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畑山 なるほど、ベビーマッサージと足つぼマッサージは日常のケアという面でつながっていると。そういえば、ベビーマッサージは夜泣きにもいいとか?
 
竹下 寝る前にマッサージすることで体がポカポカして、呼吸も楽になるので、泣いたりむずがったりすることが減る場合が多いですね。また、レッスンの中で育児の悩みをお話ししてもらうことにも大きな意味があります。産後の気分の波や育児の疲れに苦しむママさんはたくさんいらっしゃいます。つらい時は誰かと話したり外に出たりすることも大事ですし、そういう方に寄り添えるサロンになりたいと思っています。そして、男性もベビーマッサージを学ぶことで、育児により積極的に参加していただきたいですね。当サロンを通じ、子どもは家族で育てるという感覚を広めていきたいと思います。
 
畑山 私は子育ては妻に任せきりで、中学受験などの節目が子どもとの接し方をあらためる機会になりました。パパも赤ちゃんの頃から子どもと触れ合うのは大事ですね。それに、台湾式足つぼマッサージもベビーマッサージも、施術やレッスンで竹下代表と会話するだけでも元気が出そうです。さらなるご活躍を期待しています!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事に夢中になって突っ走る時期もあったものの、今はメリハリをつけて、休みをしっかりとることを大事にしています。気分転換をして心に余裕を持つことで、お客様と笑顔で向き合えますし、仕事を楽しめる前向きな気持ちも生まれますね。
(竹下洋美)
 

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