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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

経験豊富な社労士が 心震える世の中をつくる
MOTO社労士事務所 代表 池田昇平

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 大阪府豊中市にある、MOTO(モト)社労士事務所さん。まずは池田代表のご経歴を教えてください。
 
池田 私は大学を卒業後、東証一部上場の建設業の会社に就職しました。入社してすぐに人事の仕事に携わり、4年目に人員配置管理を任されてからは組織のチームリーダーとして尽力するなど、10年にわたり人事畑を歩んできたんです。そして、会社が2022年に副業を解禁したことを機に当事務所を開業し、現役人事担当としてのスキルを活かしながらサービスを提供しています。
 
濱中 従業員数は1万5000人を超える大企業で培った人事のノウハウは、いろいろな会社で活用できそうですね! 社労士として具体的にどのような業務を手がけているんですか?
 
池田 法人のお客様を対象に、人事制度のコンサルティング、勤怠管理システムの導入・見直しや労務相談顧問など、相談内容に合わせたサービスを行っていますよ。対応エリアは設けず、オンラインと対面の両方に対応していますので、お気軽にご相談いただきたいです。
 
濱中 社労士って高齢の方が多い印象です。でも、池田代表はまだまだお若いですよね。
 
池田 平均年齢が50代なので、私のような30代前半の人間は確かに少ないですね。新卒から人事を務めている経験があることも、私の強みだと思います。
 
濱中 社労士業務以外に、コーチングのサービスも提供していると聞きました。
 
池田 ええ、個人のお客様を対象に、理想の生き方の実現や目標達成を目指すコーチングを提供しています。相談内容は、将来や転職に関することが多いですね。そのような問題は、その方が自身の価値観に気付き、それを大事にしながら生きるように意識することで解決すると考えています。そのため、お客様に自分の価値観に気付いていただけるようしっかりと向き合い、お話を傾聴することを大切にしています。
 
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濱中 話を傾聴するという向き合い方は、野球のコーチ業と似ていますね! コーチも選手一人ひとりに寄り添い相談に乗ることで、モチベーションアップに一役買っているんですよ。
 
池田 人間の心のありようは、挨拶の仕方など、何気ない挙動の中からも感じ取れると思います。何か普段と様子が違うように感じる人がいたら、その方は悩みを抱えているのかもしれないです。私はそういった悩みの解決方法として、その方の理想の姿をうかがうようにしています。理想の姿が言語化できていない時は、憧れの人物をうかがうこともありますね。それが、今後の方向性について考える一助になるんです。