八重樫　音楽大学・大学院、音楽専門学校等を卒業して現役で活躍中の音楽家から、60分マンツーマンで指導を受けられるアウラーチェ音楽教室さん。佐藤慈雨（さとう じう）代表はオペラ歌手だそうですね。
 
佐藤　私を含め、歌劇団に所属するオペラ歌手や舞台俳優、ピアニスト、ヴァイオリニストなどプロの歌手や演奏家が、小学生から80代の生徒さんたちを指導させていただいています。指導ジャンルは講師によって異なり、ボーカル・ボイストレーニングでは、クラシックなどの声楽曲はもちろん、ミュージカル、ポップスや洋楽、唱歌、演歌、シャンソン、ジャズ、童謡などが学べます。特に、私のボイトレはジャンル不問です。私は中学・高校時代、合唱部に所属し、歌う楽しさに目覚め、音楽大学を目指しました。音大時代はUKロックコピーバンドでベースボーカルも経験するなど、“ジャンルを超えた音楽の楽しさ”を原点に、今も多ジャンルに興味を持ち、指導の引き出しを増やしています。
 
八重樫　そんな佐藤代表が指導で心がけていることは何でしょう。
 
佐藤　コンサートでの成功体験や、トライ&エラーといった実際の経験を伝えることです。例えば、「先日の本番では、お腹はリラックスさせて、あくびを我慢する時のように口の奥を開けるとこの曲の難しい高音が上手く歌えたよ」など、具体例を交えて指導しています。
 
八重樫　現役の歌手として豊富な経験をお持ちだからこそできる指導ですね。指導に従って本人が進歩を感じれば、自信にもつながるでしょう。
 
佐藤　その通りで、まさにここ数年、生徒さんが音楽大学や宝塚音楽学校、劇団四季、人気アイドルグループなどのオーディションに続々と合格しています。