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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

司法書士が手がける 大人の生活指導!
おかやま中央司法書士事務所 代表 赤田陽介

 
プロフィール 大学院で化学を学び、修士課程を修了した。一般企業で研究職に従事するも退職。自身の進路に悩んでいたときに、司法書士の仕事に興味を持つ。司法書士試験に合格後は、大阪で3年ほど修業した後、岡山に戻り、自宅でおかやま中央司法書士事務所を立ち上げた。その後は、税理士や社会保険労務士など、さまざまな士業の事務所が集まるビルに移転。借金や過払い金など金銭の悩みを解決に導いている。【ホームページ
 
 
 
ギャンブルや買い物依存など、さまざまな理由で借金を繰り返し生活が破綻した債務者を救う。司法書士としてこの使命に取り組んでいるのが、岡山市北区・おかやま中央司法書士事務所の赤田陽介代表だ。同じビルに入居する他の士業事務所とも積極的に連携。極端に厳しくせず人生の楽しみを残した“大人の生活指導”で、お金に悩む数多くの人々をサポートする赤田代表の情熱的な活動に迫った。
 
 
 

借金や過払い金などお金の悩みを解決

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 岡山市北区にある、おかやま中央司法書士事務所さん。まずは、赤田代表が司法書士を目指し、開業するまでの歩みから教えていただけますか。
 
赤田 私は大学院で化学を学び、修士課程を修了しました。その後、一般企業に就職して、研究職に就いたんです。しかし、なんとなく「自分がやりたい仕事はこれではない」という気持ちが湧いてきて、退職しましてね。そんなとき、たまたま知人から「司法書士という資格があるよ」と教えられたんです。
 
亀山 これは驚きました。化学者とは似ても似つかないお仕事だと思います。
 
赤田 そうですよね。でも、不思議なことに私は司法書士に興味を持ったんです。現役の先生にも相談して、挑戦を決意した私は28歳で司法書士の試験に合格しました。そして、大阪で3年ほど修業して地元の岡山に戻り、最初は自宅に事務所を構えたんです。税理士や社会保険労務士など、さまざまな士業の事務所が集まるこのビルに入居を誘われ移転したのが2013年頃ですね。