
インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
宇野 弊社では、主に粉を細くしたり乾かしたりする粉体装置プラントのエンジニアリングを行い、粉体を輸送したり袋詰めしたりするための装置もつくっています。よく湾岸線を走っていると、すごい工場夜景が見られることがありますよね。ああいった工業団地の中には、いろんな粉を加工する装置を使用している工場も多数あるんです。そういった工場への粉体装置の設計から施工、各種機器の補修およびメンテナンスに至るまで、エンジニアリング全般をトータルサポートさせていただいています。
今岡 とてもイメージが湧きました。御社が手がけられた機械でつくられた粉体にはどのようなものがあるんでしょうか。
宇野 例えば、食品で言うとスパイスや砂糖などですね。他にも薬や化粧品、プラスチック、電池材料などの製造の際などにも使われていますし、まさに野球関連ですと、ピッチャーが使用するロジンバッグやバットの滑り止めの粉をつくる際にも使用されていますよ!
今岡 幅広くいろんな商品をつくる過程で活用されていて、知らないうちに私もお世話になっていたんですね(笑)。

今岡 高い技術力があるからこそ、なせる業ですよね。お客さんとコミュニケーションをとって、要望を聞き取る能力や課題を発見する能力も必要そうだ。
宇野 弊社の社員には専門的知識を持ったスペシャリストがいまして、幅広い提案力を発揮してくれています。従業員さんみんながアイデアや意見を言いやすい環境づくりに気を付けており、現場の声からボトムアップでアイデアを製品につなげてきました。