B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

柔軟かつ自由な発想で 庭木の悩みを一気に解決
Ligare 庭師 江藤拓充

 
プロフィール 埼玉県出身。母親が生花店を営んでいたことから幼少期より花や植物に囲まれて育つ。高校卒業後、東京農業大学短期大学部に進学。造園に関する知識を習得し、造園会社に就職した。3年間経験を積み、1年間のフリーター期間を経てLigareを設立する。花や植物を身近に感じてもらうことを自らの使命とし、顧客のニーズに合わせた幅広い事業展開で自由な空間づくりを提案している。【ホームページ
 
 
 
庭木の剪定から造園まで植物のことなら何でも任せられるLigare(リガーレ)。庭師でありながら華道の免許を持つ江藤拓充代表は、母親が生花店を営んでいたため、幼い頃より植物が身近にあったという。20歳で飛び込んだ造園の世界に魅了され、わずか3年で独立を決意。生活に潤いと癒やしを与えてくれる花や植物の素晴らしさを伝えるべく、「お客様のニーズにとことん付き合いたい」と語る江藤代表の熱い思いに触れた。
 
 
 

幼少期から身近な存在だった花や植物

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 今日は、樹木の剪定から花壇づくりまで、幅広く造園業を展開されているLigareさんにお話をうかがいます。きれいなお花がたくさんあって素敵! 心が癒やされます。
 
江藤 ここは母親が経営している生花店でして、季節のお花や植物、何でもそろっていますよ。
 
水野 ということは、江藤代表は子どもの頃からお花や植物に囲まれて育ったんですね。
 
江藤 ええ、実は私自身、華道の資格、免許も持っているので、お花はもちろん管理の知識もあるんですよ。
 
水野 樹木医の方はよくいらっしゃるものの、華道の免許を持つ庭師さんはとても珍しいのでは?
 
江藤 そうかもしれません。幼稚園の頃は母親が通う華道教室によく連れていかれました(笑)。小学校に上がる頃には、母は勤めていた保険会社を辞めてマンションの一角で生花店を始めたので、当時からお花は身近な存在でしたね。
 
水野 やはり、同じ植物を扱う仕事に進んだのはお母様の影響なのでしょうか。
 
江藤 母の働く姿を気付かないうちにリスペクトしていたのかもしれません。高校2年生で進路を決める際、植物について勉強したいと思い、農業系の短大に進学しました。そして母の知り合いのご紹介で造園会社に20歳で飛び込んだんです。