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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

高齢者から小児まで 予防歯科で健康を守る
野中歯科医院 院長 野中哲雄

 
プロフィール 神奈川県出身。エンジニアを目指し、理工系の大学に進学。その後、オイルショックをきっかけに考えをあらため、人の役に立てる仕事として歯科医を目指すように。歯学部を卒業後、当時は最先端だった予防歯科に取り組む歯科医院に就職。9年間、予防歯科の技術を磨いた。1996年に野中歯科医院を開院。現在は親子3代で通う患者もいるなど、地域に根づいた歯科医院として親しまれている。【ホームページ
 
 
 
症状が出る前に歯科にかかり、歯の健康を保つ予防歯科。ここ数年で社会でも認知されてきたこの予防歯科に、業界でも早い時期から取り組んできたのが、野中歯科医院の野中哲雄院長だ。事前カウンセリングに1時間を費やす親身な姿勢と、30年以上にわたる歯科医としての経験と技術を頼りに、2世代、3世代にわたって通う患者も多い。その野中院長に、「歯が命」の世界で戦ってきたボクシング元世界王者、内山高志氏が話を聞いた。
 
 
 

健康な歯を長持ちさせることがコンセプト

 
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インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
内山 実は私は歯に興味があり、独学していたこともあるので、今日は楽しみにしていました。野中歯科医院さんは、どのような特長の歯科医院なのですか?
 
野中 当院のコンセプトは、ずばり「健康な歯を長持ちさせること」です。診察領域については予防歯科から歯周病や虫歯治療、矯正、入れ歯、歯根破折にも対応し、お子さまからお年寄りまで幅広い年齢層の方にご来院いただいています。1996年の開院以来、20年以上にわたって親子2代、お孫さんを入れて3代と、長年通ってくださる患者さんも多いんですよ。
 
内山 それはすごい。歯科医院って、家族や知人の紹介など、“信用”を頼りに通う場合が多いと思いますから、親子代々で通う方が多いのは、それだけで野中歯科医院さんの強みでしょう。歴史ある医院ながら院内はきれいだし、診察室には観葉植物が飾られていてBGMも流れるなど、明るくて居心地がいいですね。
 
野中 ありがとうございます。機器も最新式なんですよ。例えばこのダイアグノデントは、レーザー光で虫歯の状態を数値化し、測定する機械です。触れずに虫歯の状態を検査できるので、安心、安全な診断ができます。