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タグ:太陽光

  • 太陽光発電パネルか、断熱か ~新築住宅の公と私。あるいは全体主義と民主主義の建付けをめぐって~ 「太陽光発電」をめぐってはなぜこんなに各方面で紛糾するのかと思うご時世だ。業務上横領の疑いで東京地検特捜部から家宅捜索を受けた投資会社社長と、政府の成長戦略会議で太陽光発電の肩を持ったことが利益誘導に当たると批判されている国際政治学者のその妻。同じく特捜部から任意聴取を求められている間に日比谷公園のトイレで自殺体が発見されたが、その筋に詳しいジャーナリストの取材で「関係者に口を割らないよう警告するための見せしめの他殺」の線が浮上したソーシャルレンディング会社社長――*1。が動くときはすべからく政治家案件だそうで、「太陽光発電」は今やすっかり「利権」「収賄」「詐欺」の隠語と化した面がある。

  • ポスト卒FIT時代がやってきた  ~蓄電池、地域マイクログリッド、分散型モデル~ 先月の中旬、例年なら真夏の日差しがギンギンに照りつける頃、日本列島は東北の日本海側と北海道西部をのぞいて、いつ終わるとも知れない長梅雨に見舞われていた。九州から関西はたびたび集中豪雨に襲われ、関東甲信も日照時間が3時間に満たない日が連続20日を超え、1961年の統計開始以来過去最長を記録。新聞には「プール閑散」「野菜高騰」の見出しが並び、多くの人たちが日照不足を嘆いた。

  • 太陽光発電のソーシャルコモンズ ~売電型から自家消費型への潮目~ 7月の初旬も終りかけた9日日曜日。TBSラジオ『安住紳一郎の日曜天国』で気象予報士が話した今年の関東の長期気温予報に、耳を疑った人は多かったに違いない。予報士いわく、「今年関東は9月いっぱい最高気温が30℃を下回る日は1日もないかもしれない」。照り付ける太陽を見上げて「せめてこの力をエネルギーにも使えれば!」と嘆く声は今夏の関東圏居住者に始まるものではない。90年代半ばに地球温暖化防止条約が発効して以来、太陽光発電は世界共通のテーマである。

  • 太陽光発電はどうなった?~「終わコン」ではないいくつかの理由~   5月に電気料金が値上げ。太陽光発電はまだか     全国の電力10社がこの5月から電気料金の大幅な引き上げを実施した。消費税アップに加え、火力発電のコスト膨張ぶんや、再生可能エ