B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

片付けや清掃を通して 顧客の人生をサポート
合同会社バディ 代表 小林弘迪

 
プロフィール 群馬県出身。大学時代を山梨県で過ごし、レスリングに打ち込んだ。卒業後は工場に就職し、現場の仕事や営業職を経験。その後、独立して群馬県邑楽郡にてバディをスタートした。2019年、(同)バディとして法人化。現在、ハウスクリーニングや外構のメンテナンス、ゴミの処理、遺品整理など家の清掃や手入れに関する幅広い作業を請け負っている。【ホームページ
 
 
 
後回しにすると対処しづらくなる不用品やゴミの処分。昨今、ゴミ屋敷と化した家屋を片付ける業者は重宝されている。特に、作業をするだけでなく「人を助ける」という意識で取り組む合同会社バディのような会社は心強い。清掃をメインに、外構などのメンテンナンスも請け負う同社。代表の小林弘迪氏はもともと独立志向で、社会人経験を十分に積んで起業を果たした。そしてこの先もまた夢を抱く、仕事と仲間を心から愛する人物である。
 
 
 

将来の独立を夢見て社会人経験を積んだ

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 合同会社バディさんは家の清掃や外構のメンテナンスを請け負う会社だそうですね。小林代表はワイルドな風貌でインパクトがあります(笑)。まず、現在の事業を手がけるようになるまでの歩みからうかがいましょう。
 
小林 私は大学時代から独立志向が強く、卒業後はまず社会人経験を積むため、工場に就職して現場作業などを経験しました。何の仕事で独立しようかと考えていたとき、たまたま、いわゆるゴミ屋敷の片付けを手伝うことになったんです。そのお客様から片付け後の清掃も頼まれたたことで、物の処分や片付けだけでなく、清掃を望まれる人もいることに気付き、清掃業を勉強して独立しようと考えました。
 
鶴久 なるほど、そしてこの分野で経験を積まれて独立なさったのですね。起業後は、順調に仕事が回りました?
 
小林 いえ、最初は苦労しましたね。プロが清掃すれば新品同様の状態に戻ると勘違いされ、仕上がりに不満を持たれるお客様もおられました。当時は私自身、お客様とのコミュニケーションが得意でなく、説明が下手だったことも原因の一つだと思います。しかし、そうした経験もあって今ではお客様目線で仕事ができるようになりましたし、業務内容も広がり、清掃、外構、庭、土木関係などスタッフたちがやりたい仕事を自由にできる体制も整いました。