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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

こだわりの無農薬農法で 地域農業の活性を目指す
NPO法人プラスアルファ/ざーさいの浅井 代表 淺井総吉

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 三重県伊賀市のNPO法人プラスアルファさんは、モータースポーツを通じた社会貢献活動や、イタリアとのインターシップ国際交流の活動をされているそうですね。中でも近年力を入れているのが、ザーサイの栽培から加工・製造まで一貫して手がける「ざーさいの浅井」の運営だとか! まず、淺井代表がNPOの活動に至った経緯を教えてください。
 
淺井 もともと私は国際的なモータースポーツと縁があり、さまざまな活動をしてきまして。そんな中、世界的に有名なレーサーたちが慈善活動を行っていることを知り、心を打たれたんです。それで私も、2010年にNPO法人モータースポーツ子ども支援協会を立ち上げました。
 
タージン それは素晴らしいですね! 例えば、どのような活動をされたんですか?
 
淺井 2013年に伊賀市で、忍者の格好をした子どもたちがイタリアの高級スポーツカーに同乗できるイベントも開催しましたね。また、イタリア総領事、観光庁長官、市長とのシンポジウムに高校生が参加し、日本とイタリアの観光について意見交換してもらう取り組みも行い、その後もイタリアの学生たちとの文化交流が続いています。2018年には、地域農業活性化事業として有機肥料にこだわった無農薬ザーサイの栽培を始めました。
 
タージン 子どもにとっても貴重な経験となるご活動をされてきたんですね! 農業では、なぜ最初にザーサイを選んだのですか?
 
淺井 当時、中国からザーサイを輸入できない状況で、レストランを営む後輩が困っていたんです。そこで国内でザーサイを栽培している方に教授していただきました。
 
タージン 後輩を助けたいという一心で始められたとは素晴らしいです!
 
淺井 未経験者の私には大変な作業でしたね。土壌づくりから、漬物文化等を勉強し、試行錯誤しながら完成させました。最近は黒ニンニクや青パパイヤ茶も販売しています。
 
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タージン 努力の甲斐あって安全・安心な無添加の国産ブランドが生まれたんだなぁ。今後の展開についてはいかがでしょう。
 
淺井 農業従事者の高齢化が進み、野菜のつくり手が減っています。その対策の一つとして、国内外若い農業従事者が日本の農業に触れる機会を提供するなどのインターンシップに尽力しています!
 
タージン これまで多様な活動をされてきて、たどり着いた先が農業だったのですね。今後も農業を通して、地域貢献や国際交流をどんどん深めていってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
農業やインターンシップ事業などを通じて、多くのお客様やご縁をいただいた方々、また健康でいられることに日々感謝し、活動を続けさせていただけることが楽しいですね。
(淺井総吉)
 

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NPO法人プラスアルファ/ざーさいの浅井

〒518-0823 三重県伊賀市四十九町2132-6

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