宮川　ほかにも、ドローンを活用して京都府亀岡市を“日本一のドローンエンタメ都市にする”という目標を掲げ、法人や自治体などとも連携した取り組みなども行っています。さらには、たまたまクラウドファンディングで見て興味を持ったプロダクトを開発しているベンチャー企業に直接コンタクトを取り、代理店として商品販売も手がけるようになりました。
 
水野　本当に活動の幅が広くて驚きます！　宮川社長のその活動の原動力はどこにあるのでしょうか？
 
宮川　私はもともと好奇心が旺盛なことに加えて、興味を持ったものにはとにかく挑戦しようと考えています。というのも、約10年にわたって両親の在宅介護を一人で行った経験があり、いつ終わるかわからない介護に精神的に疲弊した時期もあったものの、その状況をなんとか前向きにとらえながら、日々を歩んできました。その経験があるからこそ、コロナ禍でも動じない心の強さを持てましたし、何事にもチャレンジすることで人生を楽しもうと思えるんです。
 
水野　大変なご経験をなさったことが、何事にも全力で挑戦しようという思いにつながっているんですね。