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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自由に踊れる場を提供し ダンスと関わり、支える
G-Screw Dance Labo 代表 おばらしげみ

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 東京・荻窪のダンススタジオ、G-Screw Dance Labo(ジースクリューダンスラボ)さん。おばら代表がダンスの世界に飛び込まれたきっかけは?
 
おばら 大学のミュージカルサークルに入り、ダンスに出会いました。在学中に開業した東京ディズニーランドにも、オープニングダンサーとして2年半、出演しました。卒業後はアパレル企業に就職したものの、「体が動くうちに踊らないと後悔する」と思いバイトとレッスンの日々を送り、最後にニューヨークへ渡り修業しまして。ダンサーを辞め、振付・指導の才能もない私は、バックアップする側が向いていると気付き、帰国後はダンススタジオに勤めました。
 
石黒 立ち上げたこちらのスタジオではコンテンポラリーダンスを学べるそうですね。
 
おばら ええ、当スタジオではストリート、ジャズ、バレエ、コンテンポラリーの各ジャンルから私が信頼するダンサーや振付師、講師を招きレッスンしてもらっています。私自身、芸術性が高く踊る人の生き様がそのまま表現になるコンテンポラリーダンスに魅了され、42歳で当スタジオを開きました。来年2024年で20周年を迎えるんですよ。
 
石黒 それはおめでとうございます! 小原代表が、運営面で大切にされていることは?
 
おばら 生徒さんや先生方、一人ひとりを大事にしながら気持ちよく付き合えるコミュニティの場にすることですね。生徒さんが成長する様子を見るのは、とても楽しくてやりがいがありますよ。
 
石黒 最近ダンスは、学校教育にも取り入れられているそうですね。
 
おばら ええ。ストリートダンスが主で、コンテンポラリーも少しずつ周知されてきてはいるものの、実際はまだまだこれからという段階ですね。生徒さんの年齢層は高校生から70代の方までと幅広く、「美容や健康のため」「プロになりたい」などダンスを始める動機もさまざま。まずは身体を自由に動かす楽しさを知ってほしいです。
 
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石黒 私はモー娘。時代にダンスを一から練習したことがスタートで、がむしゃらに取り組む中でその後の仕事や出会いにつながりました。おばら代表も、ダンスを通じて生徒さんたちの可能性を広げてください!
 
おばら ありがとうございます。人生は何か一つでも新しいことを始めると景色が変わります。ご自身が踊ることだけでなく、観客としてでも一人でも多くの人がダンスに触れるきっかけをつくり続けたいですね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
楽しいことをしていることだけが“楽しむ”ことではないと思うんです。苦しいことや面倒臭いことの中にも、それをクリアした先に仕事の喜びがある。そうやって目の前のことにくよくよせず、遠くても大きな目標を持って挑戦していけば、自ずと成果は上がるのではないかと思います。
(おばらしげみ)
 

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