畑山　大学時代に夢を描いてから独立まで、順調に進んでこられた印象の川村代表。税理士として、心がけていることはありますか？
 
川村　私が仕事をするうえで心がけているのは、“非効率に挑戦する税理士”です。もちろん限られた時間の中で動く必要はあります。だからといって無駄をなくして効率ばかりを考える税理士には決してなりたくありません。
 
畑山　タイムパフォーマンスが重要視されている中、あえて非効率を貫かれていると？
 
川村　ええ。お客様の中には、1時間の会話のうち10分が税金関係で50分は雑談という方もいらっしゃいます。でも、それでいいんです。その方のストレス発散などになりますからね。そういう縁の下の力持ちに私はなりたいんですよ。
 
畑山　なるほど。経営者は孤独になりがちだからこそ、話を聞いてもらえるだけで落ち着く人も多いでしょうね。業界の常識や固定観念にとらわれない、素晴らしいスタンスです。
 
川村　ありがとうございます。また、当事務所では人とのつながりも大事にしていて、知り合いの弁護士や司法書士、社会保険労務士、行政書士等と提携し、広い士業ネットワークを形成しているんです。そのようなこともあり、どのような依頼にもワンストップで対応できる点が強みだと思います。
 
畑山　横のつながりを活かして臨機応変に対応できるわけですね。さまざまな知識のシェアとアップデートもできそうだ。