理工系の技術職から不動産業へ方向転換

インタビュアー 名高達男(俳優)
本田 Arbreはフランス語で樹木を意味します。私の真樹(まさき)という名前は、両親がまっすぐで大きな樹木のような人に育ってほしいという願いから付けてくれました。私も弊社を地域に根付いた大きな樹木へと育て上げ、お客様から本当の「ありがとう」をいただけるよう、本名に因んで命名したんです。
名高 なるほど。しっかりとした社名の背景から、地域に寄り添って誠実に歩んでいこうという気概を感じます。本田社長は、不動産業一筋に歩んでこられたのですか?
本田 いえ、私は芝浦工業大学に進学し、卒業後は理工系の仕事をしていました。具体的には技術者をアウトソーシングする会社でして、大手メーカーのオーディオ機器やカーナビの品質評価などを行っていたんです。最終的には15人ほどのチームリーダーとして、さまざまなプロジェクトに関わらせていただきましたね。
名高 技術者だったとは驚きました。ずいぶんと思い切ったジョブチェンジでしたね! まったく分野が異なる不動産業に就くまでの経緯が気になります。