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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

それぞれのニーズに応え ダンスの楽しみを伝える
shizuoka BEAT studio 代表 伊與田杏子

 
プロフィール 静岡県出身。中学生時代にブラックミュージックに魅了され、ストリートダンスを始める。高校進学後は友人たちとダンスチームをつくり、精力的に活動を続けた。25歳まで会社勤めとダンスを両立し、先輩の勧誘からダンス講師を本業にする。その後、2014年にshizuoka BEAT studioを開業した。あらゆる世代が支持する地域の大人気スタジオに成長している。【ホームページ
 
 
 
shizuoka BEAT studio(シズオカビートスタジオ)代表の伊與田杏子氏は、「遊びのために外出するよりも、ダンスの振り付けに時間を費やしたい」と熱く語る。14歳からストリートカルチャーと出会い、そこからダンス一筋で歩んできた伊與田代表は、日々一生懸命に生きるさまをダンスというツールで表現し、地域に還元している。子どもから大人まで誰もが通える、通いたくなるダンススタジオとして、地域で人気を博している。
 
 
 

音楽がダンスの道に入るきっかけに

 
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インタビュアー 鶴久政治(元チェッカーズ)
鶴久 静岡市のダンススクール、shizuoka BEAT studioさんにお邪魔しています。最近は、ダンスは子どもに人気の習いごとだと耳にします。伊與田代表も幼い頃からダンスをしていたのでしょうか?
 
伊與田 いえ、子どもの頃は体が強くないほうだったので、体を動かすより部屋で音楽を聞くことが好きだったんです。
 
鶴久 それは意外ですね。では、ダンスの道に入ったきっかけは何でしょう?
 
伊與田 ブラックミュージックに魅了されたことですね。中学生の頃、姉が通っていたダンススクールがマイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンの音楽をかけてダンスの指導をしているという話を聞きつけ、一緒に通い始めたのがスタートです。田舎だったので、ブラックミュージックで踊れるダンススタジオは、そこしかないような時代でした。
 
鶴久 私も大好きな音楽ジャンルですよ! 私はチェッカーズという男性バンド出身です。でも、デビュー前は1960年代のガールズグループが大好きで、とても強い影響を受けています。同じ音楽好きとして、伊與田代表に親近感が湧いてきました(笑)。