B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

寄り添うケアマネジャー
医療と福祉の架け橋に

 
 
glay-s1top.jpg
矢部 介護保険証があればすぐサービスを受けられるのだと思っていましたが、そうではないんですね。
 
沖田 そうなんです。介護を必要とされている方が、どんなことに困っているのかという課題分析から始まり、訪問看護、ヘルパー、リハビリ、デイサービスなどさまざまなサービスがある中から、どういったサービスが実際に必要なのかを見極め、ご家族の方々とお話ししながら決めていきます。プランが決まったら担当者会議を行い、各事業者さんに利用者様のことを事細かにお伝えしていくんです。
 
矢部 つまり、利用者さんと介護事業者さんの仲介役のような役割を果たされているんですね。例え同じような症状を抱えていたとしても、利用者さんやそのご家族によっても考え方は違うでしょうから、コミュニケーションが大切になってきますね。
 
glay-s1top.jpg
沖田 その通りです。ライフスタイルや価値観は皆さん違っていて当たり前。私のものさしで測ることなく、ご家族の方々のお話をしっかりと聴くように努めています。最近は、利用者様の通院同行もしているんです。私にはお薬の知識もありますから、そういった強みをもっと活かしていきたいですね。
 
矢部 素晴らしいです。薬剤師としてのご経験があるからこそできることですね!
 
沖田 ありがとうございます。制度上ではなく本当の意味での“かかりつけ薬剤師”として、小さな薬局を開くのが今後の目標です。まずは私が担当している利用者様の分だけでも、お薬をすべて管理できるようにしたいと思っています。私がこれまで経験してきたことすべてを活かし、医療と福祉の架け橋的な存在になれたらと思っています。
 
矢部 介護というのは本当に大変なお仕事で、利用者さんとずっと向き合っていると、気を張って疲れが出てしまうこともあると思います。その点、沖田社長とっても生き生きとお仕事をされていて、とても素敵だなと感じました。ぜひ地域の高齢者の方々のために頑張ってもらいたいです。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
他者貢献を喜びとする感性を持ち続けることができれば仕事は楽しめます。感性を磨くには、趣味や好きなことをする、プライベートの楽しみがとても大切です。
(沖田洋子)
 

:: 企業情報 ::

株式会社トータルケアプランニング

〒655-0893 兵庫県神戸市垂水区日向2-6-16-105

ホームページ
https://total-careplanning.net/