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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

賃貸仲介で若者を支え 音楽教室で夢を実現!
AGAIN株式会社 代表取締役 大道和央

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 大阪市阿倍野区で不動産事業、音楽事業を展開するAGAIN(アゲイン)株式会社さん。とても珍しい事業の組み合わせに驚きました。二つの事業を展開するまでに、どのような経緯があったのでしょう。
 
大道 私はもともとバンドを組み音楽活動をしていました。主に作詞・作曲・編曲とボーカルを担当し、ツアーでヨーロッパを回ったこともあるんですよ。一方、不動産業はもともと両親が1996年から手がけていた家業で、私も学生時代から手伝っていました。やがて後を継ぐことになったのを機に、不動産業と音楽業をまとめた会社、AGAINを設立しました。今も母や妻など家族だけで経営する温かい社風が自慢で、何回でも訪れたくなる会社という意味を込めAGAINという社名にしました。
 
石黒 アットホームな雰囲気は私も感じ取っていました! 業務は、学生さん向けの賃貸物件仲介が多いようですね。
 
大道 ええ。弊社は近隣の大学・専門学校とのつながりが深く、大阪市内を中心に幅広いエリアのアパート・マンションなどをご紹介しています。親御さんと離れて地方から出てきた学生さんにとって、いざというときに頼れる人がいない一人暮らしは不安なものですよね。ですから弊社は必ず「困ったことがあったらいつでも電話して」と伝えています。若い人と下宿のおっちゃん、おばちゃんのような付き合いができればと考えているんです。
 
石黒 その優しさに救われる学生さんは多いでしょうね。
 
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大道 これまでに「インフルエンザで高熱が出て、病院にも行けない」とSOSをもらい、すぐに駆け付けておかゆをつくってあげることなどがたびたびありました。弊社は物件管理も業務内で、会社の営業時間後の電話は私のスマホに転送になり、24時間電話OKです。「鍵を失くして部屋に入れない」などの緊急連絡があったら夜中でも飛び出します。おかげさまで、入居者さんが集まって弊社でお茶会をすることもあるほど親しまれているんですよ。
 
石黒 まさに近所の頼れるお兄さんですね。学生さんは助かるし物件のオーナーさんも安心でしょう。ところで、もう一つの柱である音楽事業も気になります。