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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客の希望を具現化する 思いを汲む商業デザイン
合同会社ノマ 代表 和田直也

 
プロフィール 東京都出身。学生時代、雑誌編集について学んだことをきっかけに、デザインの仕事に興味を持つ。卒業後はデザイナーとしてデザイン事務所・広告代理店に勤務し、化粧品や飲食店などの販促ツールや冊子・広告制作をはじめとした商業デザインに携わり経験を積んだ。2011年フリーランスとして独立し、2020年(同)ノマを設立。クライアントの思いを引き出す徹底したヒアリングに基づくデザインをモットーとしている。【ホームページ
 
 
 
「デザインはクライアントが求めるものを可視化するためにある。だから、自分は凡人だけど商業デザイナーとしてはそれでいいんです」。そう語るのは合同会社ノマの代表、和田直也氏だ。クライアントの表現したいものを掘り出せて初めて、納得のいくデザインが生まれる。だからこそ、クライアントと徹底的に話し合い、わかり合うことを和田代表は大切にしているのだという。デザインは目的ではなく手段であると語る、その真意に迫った。
 
 
 

「やってみよう」がデザイナーの第一歩

 
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インタビュアー 石黒彩 (タレント)
石黒 本日は、さまざまな企業や団体の思いをデザインで形にする、商業デザイン業界でご活躍中の、合同会社ノマの和田代表にお話をうかがいます。デザイナーというと、花形の職業のイメージですよ。和田代表も、ずっとデザイナーを志望されていたんですか?
 
和田 いや、実は学生時代になりたかったのは競馬新聞の記者だったんです。
 
石黒 ええ! そんな斬新なお答えが返ってくるとは思いませんでした(笑)。
 
和田 競馬新聞の記者になるためにはどうしたらいいかと考え、学生時代はマスコミについて学びました。勉強していくうちに、競馬雑誌で編集者として働くのもいいかなと思うようになり、「自分で雑誌をつくる」というカリキュラムに取り組んでいく中で出会ったのがデザインの仕事でした。雑誌の編集よりもデザインにすごく面白味を感じ、デザイナーになってみたいと思ったんです。それから半年後、デザイナーとして就職が決まりました。要するに成り行きですね(笑)。
 
石黒 きっとデザインの世界が、和田代表を呼んでいたんですね!