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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

心遣いを大切にする 外壁・屋根の塗装工事
彩姿建装 代表 宮路宏一

 
プロフィール 東京都出身。18歳の時に知人の誘いで建築塗装工事の会社に就職。持ち前の好奇心と探求心で、塗装に関する技術やノウハウを身につけた。その後、潰瘍性大腸炎にかかり入院生活を送る。病気から快復後、2020年に独立して彩姿建装を起業。一般住宅の塗装や修繕工事を中心に業務を行いながら、職人仲間とリフォーム工事の窓口となるNPO法人設立を目指して活動中。一級塗装技能士の資格も所有している。【ホームページ
 
 
 
東京都町田市を拠点に建築塗装工事を行う彩姿建装(さいしけんそう)。もともとバイクや自動車が好きだったという宮路宏一代表は、共通の趣味を通じて知り合った知人の誘いで塗装業界に入った。最初に勤めた会社を自動車の板金塗装の会社だと思っていたという宮路代表は、持ち前の好奇心で建築塗装の技術を学び、楽しみながら仕事を続けてきた。そんな宮路代表が仕事をするうえで大切にしているものは何か。その思いを詳しく聞いた。
 
 
 

板金塗装だと思って始めた建築塗装の仕事

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 東京都町田市で建築塗装工事を行う、彩姿建装の宮路代表にお話をうかがいます。具体的にどのような業務を行っておられるんですか?
 
宮路 主に一般住宅の屋根や外壁、内装などの塗装を行っています。塗装と言うと、外壁を新たに塗り替えるイメージを持たれるかもしれません。でも、建物の傷や劣化を防いで快適な住環境を維持するメンテナンス効果もあるので、それに付随した業務として防水工事や屋根や雨どいの修繕、板金工事などにも対応しているんですよ。
 
吉井 色を塗り替えて見た目を良くするだけでなく、建物そのものを守るための工事でもあるわけですね。宮路代表は業界一筋に10年以上ご経験を積んでこられたベテランだとお聞きしました。どんなきっかけでこの業界に入ったのか教えてください。
 
宮路 私が18歳の時に、塗装業をしている知人に誘われて就職しました。もともと私は車やバイクが好きで、その知人とも共通の趣味を通じて知り合ったんです。ですから、最初は塗装業と聞いて、自動車の板金塗装だと考えていたんですよ。ところが、入社して始めて建築塗装だとわかり、まだ若かった私は「だまされた」と思いましたね(笑)。
 
吉井 車やバイクを通じて知り合った方に誘われたら、誰でも自動車関連の仕事を期待しますよね(笑)。そこからどのようにして現在のお仕事につながるのか、より詳しく聞いていきたいと思います!