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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客の夢を徹底応援する
不動産コンサルティング

 

働きやすい環境の整備と人材育成にも注力

 
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八重樫 経営者として力を入れていることについてもお聞かせください。
 
福田 スタッフが働きやすい環境づくりと人材育成です。不動産業界を長年見てきて、人が育つ環境ではないと感じる会社が多かったんですよ。
 
八重樫 私も指導者として、福田社長の育成の流儀を詳しく知りたいです!
 
福田 人を育てる際に大切にしているのは、一人ひとりの個性を尊重することです。もちろん営業・商談の基本部分は同行して丁寧に教えるものの、そこから先の肉付けは、各自の個性を出せるようにしています。
 
八重樫 私もです! 自分の経験は伝えつつ、押し付けることはしません。各選手の骨格や体の動き、性格や目標などに合わせて適切な指導法を考えるようにしています。
 
福田 八重樫さんもプレイヤーから指導者・経営者へと転身したこともあり、シンパシーを感じていたので、指導スタイルに共通点があって嬉しいです! 基本を教えた後の私の仕事は「基本がしっかりできているか」「各自の手法でうまくいかない場合、どこを改善すべきか」をチェックして伝えることだと考えています。
 
八重樫 改善点を伝える際には何を意識していますか?
 
福田 とにかく叱らないことです。「自身で決めた目標をなぜクリアできないのか」という原因から一緒に探り、向上できるようにアドバイスしています。
 
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八重樫 素晴らしいです。スタッフの方もどんどん成長していくでしょうね。
 
福田 はい。私はスタッフの成長が一番嬉しいんですよ。スタッフが稼げて、豊かな暮らしができるように導くのが社長の役割だと思っていますから。「部下に稼がせてなんぼ」という精神で、私自身の給与は創業以来一円も上げていません(笑)。全部スタッフに還元しています。
 
八重樫 そのお考え、わかるなあ。私もトレーナーとして「選手をチャンピオンにしてなんぼ」と思っていますよ。結果がすべての世界ですし、勝利に導かなければ意味がありません。一方で、選手が結果を出した際に“八重樫が育てたボクサー”と言われるのは嫌で、選手個人として世間に認知してもらいたいんですよね。
 
福田 同感です。私も“VIingの営業さん”ではなく、スタッフそれぞれが個人として輝けるように指導していますよ。