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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

半導体・LED・接着技術で
ワールドワイドに支援!

 
 
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タージン なるほど。奥野社長は、特にLEDの将来に可能性を見出されているそうですね。
 
奥野 はい。LEDは従来の電球や蛍光灯に比べ、消費電力を約90%削減でき、寿命も長いです。つまりLEDがこれから大きく普及すればカーボンニュートラルを達成できます。そのことを世間に広めるべく、青色発光ダイオードの発明でノーベル賞を受賞された中村修二先生と講演活動も行ってきました。
 
タージン 従来型の電気エネルギーに取って変わる、新しい可能性を秘めているのですね。
 
奥野 LEDは小型化や多色化も進んでいます。こういった特性から、イルミネーションや車のランプ、植物栽培、漁業の養殖、ネイルゼルの硬化などに利用されています。最近では家庭や企業、交通機関、公共施設などでも多く使われています。現在、私は「405nm近紫外」LEDのメディカルへの応用について特許を申請中です。
 
タージン 医療現場でもLEDが役立つということですか?
 
奥野 ええ。405nm近紫外LEDは人体に影響がない上、殺菌効果もあります。そのため、屋内外の照明はもちろん内視鏡カメラやカテーテルの照明にも最適です。加えて注目しているのは新型コロナウイルスへの死滅効果でして、どうやら、405nm近紫外LEDを一定条件で照射するとこの新型コロナウイルスが死滅するようなのです。
 
タージン ワクチンに代わるコロナ対策につながり得ると?
 
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奥野 そう考えております。多くの人が負担なくコロナ対策を行えるでしょう。ワクチンの有効期間もだんだん短くなってきていますので。
 
タージン 思いもよらぬLEDの活用方法に驚きました。奥野社長は常に時代の最先端でニーズを先取りし、技術開発に取り組んでおられるのですね。
 
奥野 最近では、シニアハウスも計画中です。これは今までの老人ホームとは違い、シニアには植物栽培などのお仕事をしてもらいつつ、地域のお子さんの面倒を見るコミュニティ施設なのです。これをYMSタウンといいます。そういった福祉や健康にも着目し、今後も事業を通して社会貢献していきたいです。
 
タージン 半導体やLED、シニアハウスと幅広い事業に取り組まれているご活躍ぶりに敬服いたしました。これからもエネルギッシュな姿勢で各業界を盛り立てて、日本や世界をより良い方向へと導いていってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
なんでも興味を持ち、興味を持ったらその周辺を徹底的に調べることです。そうすることで焦点がしぼられて、自分の知恵も湧いてきますよ。
(奥野敦史)
 

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