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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

オーダーメイドてい鍼と 自然農法で人々に健康を
手づくりてい鍼どっとこむ/はまっこ農園・大磯 代表 小越建二

 
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インタビュアー 吉井怜(女優)
吉井 手づくりてい鍼どっとこむさんと、はまっこ農園・大磯さん、2つの事業を運営している小越代表。私自身あまり耳馴染みのない、てい鍼のほうから起業の経緯をうかがってもよろしいですか。
 
小越 私は外資系の会社に15年ほど勤め、49歳のときに起業を決意しました。もともと健康の維持や向上に余念がない健康オタクで(笑)、身内が柔道整復師だったこともあり、柔道整復師・鍼灸マッサージ師を目指しましてね。3年間、専門学校に通いました。そこでの学園祭で、てい鍼を自らつくって展示したことが事業のきっかけです。
 
吉井 50代を目前にして新しい業界で挑戦されたとは、すごいバイタリティですね! てい鍼と一般的な鍼との違いも、教えていただけますか。
 
小越 てい鍼の一番の特長は、刺さないことです。皮膚に当てたりさすったりするだけで、刺す鍼と同等以上の効果を期待できます。出血の心配もありません。痛みが苦手で鍼灸を敬遠していた人も気軽にご利用いただけるんですよ。ご自身でも施術できるため、個人のお客様からもてい鍼のご注文を承っています。
 
吉井 自分でもできる鍼があるんですか! 注射と同じように鍼で刺されることに抵抗がある人でもぴったりな療法ですね。
 
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小越 オーダーメイドの鍼なので、ご希望の名前なども彫れるんですよ。素材は金や銀、プラチナ、チタンなどから選べ、サイズと形もカスタマイズ可能です。お客様が使いやすいてい鍼を提供します。永久保証付きでもあるので、ご安心いただきたいです。
 
吉井 世界に一つだけのてい鍼をつくってもらえるんですね。では、はまっこ農園・大磯さんについてもうかがっていきます。こちらは自然農法の体験塾ということで、小越代表自らが塾長をされているんですよね?
 
小越 はい、そうなんです。実は20代の頃、人に教える経験をしたことがありました。青年海外協力隊の一員として、職業訓練センターで溶接の技術などを指導させていただいたんです。その取り組みの中で、人に何かを教えて伝えることの大切さ、楽しさを実感しました。