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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

患者との対話を第一に 難病に特化した鍼灸院
鍼灸治療院新氣堂 院長 舩越亨典

 
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インタビュアー 八重樫東(元ボクシング世界王者)
八重樫 2020年開院の鍼灸治療院新氣堂さん。舩越院長が今の仕事を始めた経緯を教えてください。
 
舩越 会社員だった頃、祖母が関節リウマチになり介護が必要になったんです。その時に、祖母の苦しみをやわらげるため、本格的にマッサージを学びました。ですが、資格取得前に祖母は亡くなってしまったんです。それでも学ぶ意欲は衰えず、鍼灸の学校を卒業し、鍼灸院で経験を積んだ後に当院を開業しました。現在は鍼灸マッサージや美容鍼を行っています。
 
八重樫 開業時はコロナの影響で大変だったでしょう。それでも続けてこられた強みはどこにあると思いますか。
 
舩越 難治性症状を専門に扱っているところでしょうか。当初は自律神経を整える施術がメインだったんです。ただ、それでは他院と差別化ができず、知人から難病に特化した鍼灸院への転換を勧められたのがきっかけでした。現在は関節リウマチをメインに施術していて、来院できない方のために訪問マッサージもしているんですよ。
 
八重樫 訪問もしてくれるなら、難病患者さんも安心ですね。施術で大事にしていることはありますか。
 
舩越 現代はストレスが原因でさまざまな症状が現れますから、薬を飲むことで対処している方も多いと思います。そうした方に対しても東洋医学の予防の観点から、鍼やお灸で根本的な体質改善をお手伝いするなど、患者様の要望をうかがったうえで柔軟な施術をしています。
 
八重樫 現役時代、私は薬に頼ってばかりでした。薬だと、一時的には改善しても後遺症が残ることがありましたから、舩越院長のように他の選択肢も与えてくれれば、根本的な改善につながりそうです。
 
舩越 そのために、患者様とのコミュニケーションを大切にしています。会話を通じて患者様が抱えていた施術への不安を解消してもらうことが、改善への近道になりますからね。
 
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八重樫 素晴らしい。私もトレーナーなので、コミュニケーションの大切さはよくわかりますよ。
 
舩越 患者様に寄り添うため体質改善にも力を入れていて、食事指導も行っています。施術で改善するだけでなく自己療法の術も伝えながら、今後も二人三脚で患者様の健康づくりに貢献していきたいです。
 
八重樫 施術へのストレスをなくし、体質改善で生活習慣を見直す。やはり心と体のバランスが大切ですね。これからも患者さんに寄り添った、気持ちが明るくなる施術を続けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
患者様の笑顔を見ることです。施術に満足していただければ、それだけで次の仕事へのモチベーションにつながります。
(舩越亨典)
 

:: 事業所情報 ::

鍼灸治療院新氣堂

〒221-0061 神奈川県横浜市神奈川区七島町143 J-ASUKA101

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