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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

公平・透明で信頼を築く 自動車修理の老舗工場!
株式会社大星自動車工業 代表取締役 堂下賢次

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 今日は、大阪府豊中市の株式会社大星自動車工業さんにお邪魔しています。自動車の整備・板金・塗装・修理ならなんでもお任せできる頼もしい工場とお聞きしていますよ! さっそく、堂下社長が独立し自分の道を突き進むまでの歩みを教えてください。
 
堂下 もともと私は、マツダ株式会社のディーラーとして勤務し、フロントの営業で外回りをしていたんです。その間、整備の現場に関わる機会もありましたね。ただ、私の仕事は定時で終わることもあって、整備の方の仕事を早く終わらせるために手伝おうとしたものの、定時になっても仕事をやめず、「飲み代を稼がなければ」と残業ばかりする人もいましたね(笑)。
 
狩野 早く退社するより給料を稼ぐほうが大切。そういう時代だったのでしょうね(笑)。
 
堂下 ええ。そんな環境で10年ほど仕事をした私は、ミニクーパーの修理で有名だった友人に「手伝ってくれ」と誘われディーラーを退職しました。その後、今度は先にディーラーを辞め整備工場を開業していた先輩に、「この工場を間借りして仕事をしていいから、マツダの時のお客さんの所に行って仕事をもらいに行って来い」と声をかけられ、営業を任されることになったんです。
 
狩野 結果はいかがだったのでしょう。とても気になります。
 
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堂下 私が次から次へと仕事を取ってきたので、先輩より売り上げを上回ってしまう形になってしまってからはかえっていい顔をされなくなりました。そこで私は、自ら整備工場を立ち上げようと決意しまして。1982年に弊社を創業し、2回ほど移転してこの伊丹空港のすぐ横に落ち着きました。
 
狩野 堂下社長は2023年現在73歳とお聞きしています。私の父とほぼ同い年なのに、現役で働き続けるとてもお元気な経営者ですね。しかも、株式会社大星自動車工業さんは昨年めでたく40周年迎えたそうで、まさに老舗の自動車修理工場ですよ。