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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

全国各地の木材を扱う 老舗の集成材製造会社
榛名木材工業株式会社 専務取締役 萩原佑比

 
プロフィール 群馬県出身。集成材の製造を行う榛名木材工業(株)の二代目代表取締役である萩原義人氏の息子として生まれる。大学卒業後、同社の取り引き先である会社に就職し、数年ほど修業として技術やノウハウを学んだ。その後、家業に入り、専務取締役に就任して会社経営に携わる。現在は、造作用集成材製造事業を中心に、一般向けの木材製品の製造や販売なども手がけている。JAS認証工場のJPIC=LT129を取得済。【ホームページ
 
 
 
“上州のからっ風”で有名な群馬県高崎市で、50年以上にわたり造作用集成材製造業を手がけている榛名木材工業株式会社。乾いた風は木材を乾燥させるのに適しているそうで、同社によって製造された高品質な集成材は、全国各地の公共施設などで用いられているという。そんな同社で専務取締役を務める萩原佑比氏と、萩原専務の父であり二代目の代表取締役である萩原義人氏に、会社の魅力と仕事への思いを聞いた。
 
 
 

半世紀以上、造作用集成材製造を行う老舗

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 群馬県高崎市にある榛名木材工業株式会社さん。今日は、同社の専務取締役である萩原佑比さんと、萩原専務のお父様で、代表取締役を務める萩原義人社長のお二人にお話をお聞きします。こちらは創業から50年以上続く老舗企業だそうですね!
 
萩原(佑) はい。弊社は1971年に祖父が設立しまして、私の代で3代目になります。弊社は造作用集成材の製造を中心に、各種製材品の加工や製造などを行っているんですよ。
 
矢部 集成材とはどのようなものなんでしょうか?
 
萩原(義) 簡単にいうと、木材の良い部分だけをつなぎ合わせて加工した建築材料のことです。集成材は、大まかに構造用と造作用の2種類に分けられます。構造用とは柱や梁といった建物の骨組みに使うもので、造作用とはテーブルや棚板、建具、階段といった建物の内部に使われる材料です。
 
矢部 そのような木材の加工や製造を半世紀にわたって続けてこられたプロフェッショナルというわけですね。実際の業務内容と、榛名木材工業さんの魅力について、さらに詳しくお聞きしていきたいと思います!
 
 
 
 

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