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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

住環境づくりを通して 街に集う人を幸せに
株式会社城戸産業 代表取締役 城戸総一郎

 
プロフィール 大阪府出身。大学卒業後、不動産関連企業に就職。20代半ばで、(株)城戸産業に入社する。前職での経験を武器に、同社の不動産事業のさらなる発展に尽力し、2002年に代表取締役に就任。同社を、不動産業にまつわるすべてを取り扱える業界のオールラウンド企業に成長させた。東大阪市に根差した地域密着企業の代表として、顧客からの信頼も厚い。【ホームページ
 
 
 
東大阪市を舞台に、株式会社城戸産業の城戸総一郎代表取締役は、入社以来、そこに住まう人々が安心して幸せに暮らせる家や街がどうあるべきかについて考え続けてきた。「お客様に住まいを提供する以上、未来永劫、責任を持たなければならない」というのが城戸社長の理念である。それを支えるのは、創業から長きにわたり、「お客様のために」「地域のために」を掲げてきた地元企業としてのプライドにほかならない。
 
 
 

半世紀以上の歴史を誇る、不動産会社の老舗

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 本日は東大阪を拠点とした不動産会社の老舗、株式会社城戸産業の城戸社長にお話をうかがえるということで、とても楽しみにしていました。東大阪というと、私にとっては、「ラグビーのまち」というイメージです。創業はいつですか?
 
城戸 1969年です。もともとは生野区で始まった会社でして。婦人・子ども服の製造卸売販売からスタートした会社なんです。不動産事業を始めたのは1972年、ちょうどオイルショックが起こる前の年ですね。その頃、繊維業界全体が苦しかったんですよ。逆に不動産業界は右肩上がりでして、それで私たちも不動産業にシフトすることになったんです。
 
亀山 時代の流れに対応して、不動産業に舵を切ったと。城戸社長が代表取締役に就任されたのはいつ頃でしょう?
 
城戸 2002年です。父から引き継いで、もう20年が経ちました。大学卒業後、別の不動産会社に就職していろいろと勉強させていただいて、26歳頃から弊社で働き始め、今に至ります。