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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

一人ひとりの長所を育む 児童発達支援/放課後等デイサービス
well up合同会社/療育現場 代表社員 井上高志

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 奈良県香芝市で放課後等デイサービスの運営をされているwell up(ウェルアップ)合同会社さん。運営されている施設「療育現場」で、井上代表と児童発達支援管理責任者の野口幸子さんにお話をうかがいます。まずはこちらの施設のコンセプトや概要を教えてください。
 
井上 障害のあるお子様や発達に特性のあるお子様、不登校のお子様を対象にした施設です。預かり型という長い時間お預かりするタイプの施設で、何かをやらせるのではなく、お子様がどういうことに興味を持って、どういうところを伸ばせるかを大切にし、遊びの中で療育をしていくことをコンセプトにしています。
 
タージン 自由度が高く、子どもたちがのびのびと成長できそうですね。現場に主に出ていらっしゃるのは野口さんですか。
 
野口 はい。私を含め、長く業界に携わってきた5名のスタッフで子どもたちを見守っています。0歳から6歳までの子どもをサポートする児童発達支援、6歳から18歳までの子をサポートする放課後等デイサービス、いずれも対応可能です。
 
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タージン 0歳から18歳まで、幅広い年齢層のサポートができることは大きな強みですよ。長年勤められた、いわば業界のプロや管理者の方が在籍されているというのはお子様を預ける親御さんにとって安心感がありますよね。子どもたちと接するうえで、特に大切にしていることは何でしょう?
 
井上 無理に何かを押しつけるのではなく長所や特色を伸ばしながら、「できた!」を増やすようなサポートプログラムを提供しています。ゲームや遊びは失敗がメインで、成功は1回できるかどうかです。しかし現実世界だと、成功しないとダメという考え方が多いですよね。そうではなく失敗して当たり前だという意識で、できたときにたくさん喜ぶような体験が、子どもにとって良いのではと考えています。
 
タージン 褒めて育てる、伸ばすということですね。プラス思考になれそうです。
 
 
 
 

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