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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

クリエイティブの力で 人・企業・街を元気に
hiro-studio.jp/teamfotografi KOBE 代表 山本博克

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 神戸を拠点に、建築物から人物、イベント撮影まで幅広く手がけられているhiro-studio.jp(ヒロスタジオ)の山本博克代表。プロカメラマン集団teamfotografi KOBE(チームフォトグラフィ コウベ)の代表もされているそうですね。プロカメラマン集団って何だかすごそうな響きです。ぜひ詳しく教えてください。
 
山本 teamfotografi KOBEでは、写真の力を活かして、企業や人を元気にすることで街全体を元気にすることを目指したさまざまな取り組みをしています。
 
狩野 写真の力で街を元気にするって素敵ですね。具体的にはどのような取り組みをされているのでしょうか?
 
山本 笑顔を拡げる「乾杯プロジェクト」企画実行、神戸市の里山再生プロジェクトへの参加から敬老会など地域イベントの撮影まで、幅広く活動しています。里山再生プロジェクトでは、自然豊かな淡河(おうご)にある地域コミュニティ拠点ヌフ松森医院の中に、期間限定でセカンドオフィスを持たせてもらい、改装された蔵の中で写真展を行ったり、地域のイベントでのワンコイン撮影会などを通じてコミュニティ活性化事業に参加したりしています。今後はクリエイターとして、写真の力を活用した人と人とをつなげるさまざまな企画を進めていければと思っています。
 
狩野 すごく幅広い取り組みをされていますね。本業の撮影以外のお仕事でそれだけ活動されていると、ご苦労もあるのではないでしょうか?
 
山本 楽しみながら活動をしているので、あまり大変とは思っていないですね。私自身が人とのつながりに日々ワクワクしていますし、このような活動を通じていろいろなスピレーションを受け、創作の幅が広がっているように感じています。
 
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狩野 わかります。私も野球以外のスポーツやアートからヒントを得ることが多くあります。ジャンルは違っても共感できる部分も多く、野球だけを見ていたらおそらく気付かないだろうなと感じることもありますね。そんな幅広い取り組みをされている山本さんが、カメラマンになられたきっかけは何だったのでしょうか?
 
山本 実は会社員時代に品質管理部門にいて、製品チェックの際にデジタルカメラを用いたのがきっかけでした。